【小学校受験のプロが選ぶ問題集5選】100冊以上の中から厳選!
こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。
今回は、小学校受験の問題集を分析し、オリジナルでも開発している私が、本音レビューで小学校受験のおすすめ問題集を厳選してご紹介します。
こちらのページを読んでくださっている方は、
「本屋で小学校受験用の教材を見てみたけど、種類がいっぱいでどれを選んだらいいかわからない」
「小学校受験に本当に役立つおすすめの問題集を知りたい」
「家庭学習で使いやすい受検用の教材やドリルがほしい」
などのお悩みを抱えていると思います。
最近では中学受験を避けるために小学校受験をされるご家庭が増えてきたこともあり、それに伴って受験教材の種類も充実してきました。
ですが、このような状況になると、問題集の種類が増える分、どれを選べばいいかわからなくなってしまう親御さんが多いです。
かくいう私も、実は5年ほど前から個人で小学校受験の教材を開発・販売してきました。
ちなみに、私が運営しているオンラインストア「小学校受験三つ星STORE」で集計したところ、2022年7月(※)から現在に至るまで合計3,000点以上を皆様にご購入いただいております。
※2022年7月以前のデータは、プラットフォーム川の問題で閲覧することができなかったので、実質もう少しあると予測できます…。
また、オリジナル教材を開発するうえで、市場にあるほとんどの受験教材を分析してきましたし、現在も日々新しい教材を仕入れては分析しています。
そうしてたくさんの教材に目を通して、私なりに分析した情報を、今回はみなさんにお届けしようと思います。、
(これらの情報は、普段有料の個別相談やオンラインコミュニティーのメンバーに共有しているため、今回は特別です。)
そのため、プロからみた小学校受験のおすすめ問題集を教えてもらいたい方、家庭学習用として使いやすい問題集を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
小学校受験の問題集の種類と選び方
目的に応じたおすすめの問題集と使い方
プロが選ぶおすすめの問題集5選
このページは15,000字超とボリューミーな内容になっているので、何度も読み返せるように必ずブックマークをしておきましょう!
小学校受験の問題集と言っても、その種類はさまざまです。
また、どのような目的で使用するかによっても、選ぶべき問題集は変わってきます。
そこで以下では、小学校受験の問題集の主な種類や特徴を踏まえながら、選ぶときのポイントをプロの視点で解説していきます。
どんな種類の問題集があるのか知らない方、問題集のイメージが漠然としている方は、以下のポイントを踏まえたうえで選んでみてくださいね!
1つ目は、学校別入試問題集です。
これは、一言で言えば「過去問」です。
学校別入試問題集は、志望校の過去問の内容を把握したり、傾向を分析するのに必須の問題集です。
そのため、志望校が決まったら、学校別入試問題集をすぐに購入するようにしましょう。
大手が出版している学校別入試問題集シリーズは、主に以下の3つです。
有名小学校合格シリーズ[伸芽会]
過去問とっくん[こぐま会]
そっくり問題集[理英会]
これらの問題集には、その学校の5〜10年度分の過去問が載っているため、志望校の内容や傾向を分析する際に役立ちます。
ちなみに、まだ志望校が決まっていない方は、伸芽会の『有名小学校入試問題集』がおすすめです。
こちらの入試問題集には、最新年度の首都圏の私立・国立小学校の入試問題が収録されているため、複数校の過去問の内容を知りたい方、小学校受験の入試問題の全体的なイメージを掴みたい方にはピッタリです。
ただ、最新年度の問題しか掲載されていないため、志望校の傾向を分析したい方は、学校別の入試問題集シリーズを把握するようにしましょう。
有名小学校の入試問題集シリーズは、すぐに売り切れてしまうので、志望校が決まった段階で早めに購入しておくことをおすすめします!
2つ目は、学校別問題集です。
学校問題集は、各小学校の出題傾向に合わせた学習ができる問題集です。
そのため、志望校の出題傾向に合った問題集がほしい方にはピッタリの問題集となっています。
大手が出版している学校別問題集シリーズは以下の通りです。
志望校別かんぺきドリル[理英会]
学校別ひとりでとっくん[こぐま会]
学校別問題集は、各単元の基礎問題や応用問題を一通り解いた後に取り組むことをおすすめします。
また、このタイプの問題集は、過去問に取り組む前の練習教材としても、過去問に取り組んだ後の補強教材として役立ちます。
ただ、先ほどご紹介した学校別入試問題集があれば、このタイプの教材はマストではないかなと思います。
第1志望校など対策をしっかり行いたい学校だけ購入するイメージで良いと思います。
ちなみに、基礎問題ができていない段階で学校別問題集を解かせると、難しすぎてお子様が自信を失ってしまうきっかけになるリスクがあるので注意しましょう。
3つ目は、単元別問題集です。
小学校受験のペーパーでは「計数」「一対多対応」「立体図形」「音・しりとり」など、さまざまな単元から問題が出題されます。
その単元ごとの問題がまとまっているのが単元別問題集です。
単元別問題集は、お子様の得意苦手を把握をしたり、特定の単元を集中的に対策したい場合にピッタリです。
また、塾に通わず、家庭学習メインで進めていく場合も、単元別問題集を順番に一通り解いて、基礎力を身につけることをおすすめします。
大手が出版している単元別問題集シリーズは以下の通りです。
単元別ばっちりくんドリル[理英会]
ひとりでとっくん100シリーズ[こぐま会]
PYGLIシリーズ領域別問題集[ピグマリオン]
単元別問題集は、小学校受験の対策を始めたら最初に取り組むべき問題です。
そのため、小学校受験対策を始めたばかりで何から取り組んだらいいのかわからない方は、まず単元別問題集を順番に解いていくようにしましょう。
単元別問題集を一通り解いてお子様の得意不得意を把握するとともに、入試問題を解くために必要な基礎力を身につけることが大切です。
4つ目は、領域別問題集です。
領域別問題集は、同じ領域に属する単元の問題がまとまっている問題集です。
具体的には、「言語」「数量」「図形」「推理・思考」「自然科学・生活常識」などに分かれています。
大手が出版している領域別問題集シリーズは以下の通りです。
3段階チェック式 領域別問題集[理英会]
入試直前 領域別毎日トレーニング[こぐま会]
領域別難問集トレーニング[こぐま会]
私立小学校入試セレクト問題集[NEWウォッチャーズ]
国立・私立有名小受験ハイレベ合格ワーク100[奨学社]
基礎からの有名小受験ワーク[奨学社]
領域別問題集は、単元別問題集を解いて明らかになった苦手領域を補強するのにおすすめです。
ご家庭によっては、先に領域別問題集を解かせた後で、苦手単元を見つけて、単元別問題集で集中的に対策するケースもあります。
また、幼児教室の課題とは別で、ご家庭で領域別問題集を解かせて全体的な知識や思考力の補強を狙う方もいらっしゃいます。
領域別問題集は、さまざまな使い方ができる問題集ですので、目的に応じて柔軟に活用するようにしましょう。
5つ目、分野別問題集です。
小学校受験の考査では、ペーパーテスト以外に絵画制作や運動テスト、行動観察などがあります。
このような分野の対策ができる問題集も、数は少ないですがあります。
特に絵画制作は、幼児教室だけでなく、ご家庭でコツコツ練習することが大切になります。
そのため、必要に応じてペーパー以外の分野の問題集を活用することもポイントです。
分野別の教材は必要に応じて購入するようにしましょう。
以下では、数多くの問題集や教材を分析してきた私が、「これだけは取り組んでおいた方がいい」と感じた問題集を厳選して5つご紹介します。
それぞれの問題集の特徴やメリット・デメリットを踏まえながら本音で解説しているので、これから問題集を購入予定の方は参考にしてみてくださいね!
問題集選びで普段の学習の質も変わってくるので、よく吟味したうえで選ぶようにしましょう。
「小学校受験でどんな問題が出されるのわからない」
「気になっている学校が複数あって、どんな問題が出るのか確認したい」
という方に圧倒的におすすめなのが、伸芽会の『有名小学校入試問題集』。
この入試問題集の最大の魅力は、首都圏(※)のほぼすべての国立・私立小学校の最新年度の過去問が網羅されていることです。
※東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県
そのため、受験対策を始めたばかりでどんな問題が出題されるのか把握していない方、志望校が決まっていなくて、複数の学校で悩んでいる方は、まずこの本を購入して、過去問のイメージを掴みましょう。
また、応用的な使い方として、志望校と問題傾向が似ている学校を知るときにも役立ちます。
例えば、成蹊小学校を志望している場合、「お話の記憶が長い」という点で、筑波大学附属小学校や聖心女子学院初等科などが似ています。
このように問題傾向が似ている学校を知っていると、併願校を決めたり、過去問対策をする際に役立ちます。
それに、各学校の過去問がずらりと載っているため、シンプルに受験直前の練習にもなります。
そのため、ビギナーの方にも、すでに受験対策をしている方にもおすすめの一冊です。
ちなみに、『有名小学校入試問題集』は全部で3シリーズあります。
首都圏版は、「vlumeⅠ」と「volumⅡ」の2冊に分かれており、それぞれ掲載されている学校が異なります。
そのため、2冊とも購入するか、気になる学校が多く掲載されている方を選ぶようにしましょう。
また、関西圏主要5校をまとめた「vlumeⅢ」もあるため、関西圏の学校を受験される方はこちらをおすすめします。
・さまざま学校の過去問をチェックできる
・小学校受験の考査のイメージが掴める
・ペーパーだけでなく、絵画制作や運動、面接の質問例などまで載っている
・各学校の過去問が掲載されているため、問題の難度が高く、直前期の問題集としてもおすすめ
・最新年度の過去問の内容しか載っていない
・膨大な学校の中から自分で問題を選ばなければならないため、シンプルな問題集としては使いづらい点がある
「志望校の過去5〜10年度分の問題を分析して出題傾向を知りたい」
「志望校の過去問特訓をしたい」
という方は、伸芽会の『有名小学校シリーズ』が個人的には一番おすすめです。
この問題集の優れている点は主に2つ。
1つ目は、過去5〜10年度分(※)の過去の問題がすべて掲載されていることです。
※学校によって掲載されている年度数は異なります。
ペーパーテストはもちろん、絵画制作や運動テスト、行動観察、面接の内容まできちんと解説されているため、過去問分析はもちろん、直前期の過去問演習としても使える問題集です。
2つ目は、巻頭にその学校の出題傾向や対策方法がまとめられていることです。
こちらの問題集は、最初の方で出題傾向やその対策方法をまとめてくれています。
さらに、「年度別入試問題分析表」もついており、各年度ごとに出題された単元や領域が表になっているのも大きな魅力です。
集計や分析が苦手だったり、お仕事や家事が忙しくてじっくりチェックする時間がない親御さんにとってはとてもありがたいと思います。
ちなみに、『有名小学校シリーズ』とよく比較されるのが、こぐま会の『過去問とっくん』です。
こちらも良い教材で出題傾向がまとめられていますが、個人的には『有名小学校シリーズ』の方が詳しくまとまっており、見やすさという観点でも軍配が上がると思います。
ただ、その一方で、制作課題において、『過去問とっくん(こぐま会)』は、ページの切り取りがしやすかったり、制作課題の台紙がすべて用意されていたりなど、問題集としての機能性が高いです。
『有名小学校シリーズ(伸芽会)』は冊子となっているため、見開きで印刷するか、自身で裁断して印刷する必要があります。
また、巧緻性課題では、出題内容が載っているだけで台紙が用意されていないものもあります。
そのため、過去問分析と問題集の機能が両方ほしい方は『有名小学校シリーズ(伸芽会)』、問題集に特化した過去問がほしい方は『過去問とっくん(こぐま会)』がおすすめです。
第1志望校に関しては、分析用と演習(実践)用で、両方購入しても良いと思います。
・過去5〜10年度分の試験内容が丁寧に記載されている
(・ペーパーテスト、絵画制作、運動、行動観察、面接の質問例)
・出題傾向や対策方法がよくまとまっている
・試験時間や当日の流れに関してまとまっている
・冊子型なので少し印刷しづらい
→問題集特化なら『過去問とっくん(こぐま会)』がオススメ!
・巧緻性課題では、出題内容が載っているだけで台紙が用意されていないものもある
「かたっぱしからどんどん問題集を解いていきたい」
「ペーパーの単元を一通り解いて、子ども得意不得意を把握したい」
「家庭学習メインで対策していきたい」
という方は、単元別ドリルをどんどん解いていくことをおすすめします。
大手の単元別ドリルでよく比較されるのが、理英会の『ばっちりくんドリル』とこぐま会の『ひとりでとっくん100シリーズ』の2つです。
『ばっちりくんドリル』は、1つの単元につき基礎編と応用編の2つがあり、全部で90種類用意されています。
一方で、こぐま会の『ひとりでとっくん100シリーズ』は名前の通り、100種類あります。
2つのうち、どちらが良いかで言えば、個人的には理英会の『ばっちりくんドリル』シリーズがおすすめです。
理由はシンプルに「問題集としての使いやすさ」です。
具体的な特長を3つ解説します。
1つ目は、問題集の大きさです。
『ひとりでとっくん(こぐま会)』はB5サイズですが、『ばっちりくんドリル(理英会)』はA4サイズになっています。
幼児期のお子さんにとっては、A4サイズの問題集の方が見やすく、書き込みもしやすいのでおすすめです。
(B5の問題集でもコピーして使用するなら、その際にA4設定すれば良いと思いますが、コピーしないでそのまま使いたいなら『ばっちりくんドリル(理英会)』が使いやすいと思います)
2つ目は、絵の見やすさです。
『ひとりでとっくん(こぐま会)』の絵は、個人的に「ちょっと古い…」という印象を受けます。
一方で『ばっちりくんドリル(理英会)』の絵はきれいで大きく、見やすいため、幼児期のお子さんでも取り組みやすいと思います。
ちなみに、『ばっちりくんドリル(理英会)』は、2024年にリニューアルされて、近年の傾向を踏まえて問題内容も変わりました。
3つ目は、設問音声が付いているかどうかです。
最新の『ばっちりくんドリル(理英会)』は、「おはなしペン ぴった」(音声ペン・別売)を使えば、全冊の問題文の音声を再生できます。
受験対策をされている親御さんならお分かりいただけると思いますが、設問を毎回読み上げるのって結構しんどいですよね…。
その点、このドリルは音声付きですので、親御さんの負担がだいぶ軽くなります。
以上の点から、『ひとりでとっくん(こぐま会)』よりも『ばっちりくんドリル(理英会)』が問題集として使いやすいと思います。
ただ、難点は「値段」です。
以前の『ばっちりくんドリル(理英会)』は1冊「770円(税込)」だったのですが、現在は「1,100 (税込)」となっています。
また、音声を再生するために必要な「おはなしペン ぴった」は、別売で「9,900円(税込)」です。
一方で『ひとりでとっくん(こぐま会)』は1冊「660円(税込)」なので、まとめ買いする方にとってはお財布に優しい値段となっています。
特定の単元だけ何冊か買うのであれば『ばっちりくんドリル(理英会)』はよいかもしれませんが、シリーズとしてまとめ書いするのであれば1冊500円の差は大きいので、『ひとりでとっくん(こぐま会)』も選択肢のひとつに入れて良いと思います。
そのため、使いやすさと費用面を考慮したうえで、最適な方を選んでいただければと思います。
・A4サイズで絵も見やすい
・別売の「おはなしペン ぴった」で音声が再生される
・基礎編と応用編あわせて90種類ありラインナップが豊富
・1冊1,100円(税込)と高い
→安さ重視なら『ひとりでとっくん(こぐま会)』がオススメ!
単元別ドリルを検討しているのであれば、私が独自に開発・販売している『小学校受験三つ星ドリル』も胸を張っておすすめできます。
『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』と比較したときの『小学校受験三つ星ドリル』の特長は主に3つです。
1つ目は「費用面」です。
『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』は1冊1,100円でしたが、『小学校受験三つ星ドリル』は1冊880円(税込)となっています。
そのため、コスパ面でよくなっています。
2つ目は、「約30冊」で一通りの単元が学習できる点です。
先ほどお伝えしたように、『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』や『ひとりでとっくん(こぐま会)』は、全部で90〜100冊のシリーズがあります。
ただ、これ全部やろうとすると本当に大変です…。
また、シリーズの中には単元を細分化しすぎていて、正直プロの視点から見るとわざわざ1冊購入してやらなくていいものもあります。
(なぜ、こんな細分化しているのか…。それは、細分化して商品の種類を増やせば、その分売上が…以下省略。)
特に、『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』の応用編の冊子の最後の方の問題は、レベルが難しすぎて、「小学校受験では出題されないな…」と思うのも多々あります。
小学校受験対策は、限られた時間の中でなるべく効率的に行っていく必要があります。
特に、共働きのご家庭は、お仕事や家事をしながら家庭学習を進める必要があるのでなおさらです。
そのため、なるべく受験で出されやすい単元に的を絞りながら、効率的に学習していくことが大切になってきます。
その点、『小学校受験三つ星ドリル』では、小学校受験のペーパーで出題されやすい単元を30前後に絞って作成しています。
さらに、『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』のように基礎編・応報編と分けておらず、1冊で基礎編から応用・入試レベルの問題を網羅する形で30題収録しています。
(基礎問題は初めてその単元に取り組むお子さんでも解ける問題を、応用・入試レベルの問題では有名校の過去問をもとに作成しています。)
正直、子ども得意不得意を把握するためには、効率的に単元別ドリルを進めていく必要があり、90シリーズも解いている時間はありません。
そのため、最初に『小学校受験三つ星ドリル』を一通り解いて、苦手分野を見つけた後で、そこだけ『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』で補強するとコスパ的にも良いと思います。
3つ目は、「カラー印刷で利用可能」という点です。
『小学校受験三つ星ドリル』は、冊子ではなく、「PDFデータ」で販売しています。
また、ドリル内では色付きの絵を用いているため、カラー印刷することで、モノクロではなく、色のついた絵で問題を解くことができます。
色のついた絵の方が、子どもにとって見やすく、イメージもしやすいため、学習も捗ります。
ちなみに、実際に使用している方々から「絵がポップで子どもが取り組みやすい」「電化製品など最新の形の絵を使ってくれているので、子どもが理解しやすい」などのお声をいただいております。
ですので、子どものモチベーションを高めたい方にもおすすめです。
4つ目はコピーのしやすさです。
単元別ドリルを購入すると、何度も繰り返し使えるようにコピーして使用する方がほとんどです。
ただ、『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』は冊子であるため、コピーする際は折り曲げるか、ご自身で裁断する必要があります。
その点、『小学校受験三つ星ドリル』はPDFデータなので、簡単に印刷することができます。
ですので、コピーすることを考えれば、圧倒的に使いやすいと思います。
ちなみに、PDFデータであれば、自宅のプリンターはもちろん、コンビニでも現物なしでデータだけでコピーできます。
(ちなみに家庭用プリンターをお持ちでない方は、必ず1台購入した方がよいです。小学校受験では、願書を自分で印刷したり、問題を印刷したりなどの場面が多いため、毎回コンビニなどに行くと時間的ロスが発生します…。1回の時間は短いかもしれませんが、チリつもなので、早めに準備することをおすすめします。)
5つ目は、ipadやスマホでも使えて、保管場所にも困らない点です。
『小学校受験三つ星ドリル』のデータをipadやスマホに転送して、電車などの移動時間やちょっとした待ち時間に活用している方も多いです。
実は私もご購入いただいた保護者の方からこの使い方を教えていただいて「なるほど」と思いました。
画面を見ながら指で差したり、口頭で答えを言ったりなどすれば、十分隙間時間でも学習できます。
また、持ち物は電子機器だけでいいので荷物がかさばることもありません。
ちなみに、冊子の単元別ドリルを何冊も購入すると大変になるのが「保管問題」です。
小学校受験ではただでさえ解いた後のペーパーの量が膨大になるため、保管場所に頭を悩ませる親御さんが多いです。
でも、『小学校受験三つ星ドリル』であればPDFデータなので、保管場所に困ることはありません。
そういった意味でもおすすめです。
ちなみに、私が運営している小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONOTE」の会員メンバーであれば、『小学校受験三つ星ドリル』の30種類以上の各ドリルの問題①〜⑩(※)を設問音声付きですべて利用することができます。
※ベーシックプランは問題①〜⑤まで、プレミアムプランは問題①〜⑩まで使い放題となっています。
また、会員になれば、『小学校受験三つ星ドリル』をワンコイン(500円*)で購入することができる特典もあり、『単元別ばっちりくんドリル(理英会)』のほぼ半額となっています。
*税込550円
それ以外にも、60種類以上の制作コンテンツや理科実験、受験ノウハウ、月1回の個別面談など、サービス内容が充実しています。
そのため、単元別ドリルをお試しで使ってみたい方、ペーパーだけでなく制作・巧緻性などの教材もほしいという方は、オンラインコミュニティ「MAGONOTE」もぜひ検討してみてくださいね!
・1冊880円なのでコスパ面でお得
・厳選して約30単元に絞っているため、効率的に得意不得意が把握できる
・色付きの絵で子どもが取り組みやすい
・ipadやスマホでスキマ時間に学習できる
・PDFデータなので保管場所に困らない
・印刷する手間がある
「とにかく数をこなして底力を強化したい」
「基礎問題を終えた後の応用問題をどんどん解いていきたい」
という方には、奨学社の『国立・私立有名小受験ハイレベ合格ワーク100』が個人的にはおすすめです。
この問題集は、タイトルからもわかるように、国立・私立の有名小学校に対応したハイレベルな問題100題が収録されています。
しかも、その価格がなんと「1,100円(税込)」でコスパ◎。
一通り基礎を終えて応用・発展問題にどんどん取り組みたい方、過去問に対応できる実戦レベルの力を身につけたい方にはもってこいの教材だと思っています。
ただ、1ページに問題がギュッと詰まっているので、絵が少し小さく見えづらいと感じるのが難点。
それでも、費用面と問題量を考えれば、この問題集は良いと思います。
ハイレベは領域ごとに分かれており、「お話の記憶」「図形・注意力」「推理・思考」「比較・数量」「知識・常識」の5シリーズ があるため、苦手領域や強化したい領域の問題集だけ購入するのも良いと思います。
・1冊1,100円で100問収録とコスパ◎
・さまざまな種類の問題が掲載されていて練習になる
・基礎問題を終えた後の思考力の強化に役立つ
・1ページに載っている問題数が多い
・絵が少し小さい
今回は、小学校受験対策や家庭学習で使う問題集の選び方や私が個人的におすすめする問題集をご紹介してきました。
なんとなく選んで問題集を買ってしまうと、余計な学習に時間を費やしてしまったり、解かないまま本棚に眠ってしまうことも少なくありません。
そのため、1冊の問題集を慎重に選ぶことが大切です。
これから問題集を購入する予定の方は、今回解説したポイントを参考に選んでみてくださいね!
小学校受験の現役講師兼コーチである私が運営している小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONOTE」では、ペーパー以外に制作・巧緻性コンテンツなど、受験対策に役立つコンテンツが多数あるため、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!