【筑波大学附属小学校の親の作文】保護者作文のテーマや書き方をプロが解説
こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。
今回は筑波大学付属小学校の親の作文(保護者作文)のテーマや書き方、注意点、について、詳しく解説していきますね!
「筑附小の親の作文について詳しく知りたい」
「筑附小の保護者作文ってどんなことを書けばいいんだろう」
筑波大学附属小学校は、第二次選考(検査)の際に保護者対象の作文があります。
過去の作文課題を見てみると、テーマ内容もさまざまで、子どもの学校生活や友人関係のことに関することもあれば、PTA活動や学校行事に関連したものまであります。
また、当日はメモや下書きの持ち込みが不可のため、その場でテーマに合わせて文章を書く必要があります。
でも、ご安心ください。
筑附小の保護者作文は、例年似たようなテーマが出されやすいです。
そのため、あらかじめ対策しておけば、本番も問題なく書くことができます。
そこで今回は、筑波大学附属小学校の保護者作文のテーマや書き方、注意点などについて、当日の様子を踏まえて、詳しく解説していきますね!
筑附小の最新年度の保護者作文のテーマと詳細
当日の流れや様子
筑附小が保護者作文を通じてチェックしている点
保護者作文を書く際のポイントや注意点
筑附小の保護者作文対策に役立つオリジナル教材
約15,000字のボリューミーな内容になっているので、筑附小を受験する方は必ずブックマークをして何度も見返せるようにしておきましょう!
まずは、筑波大学附属小学校の2024年度入試の保護者作文のテーマと詳細について、当日の様子を踏まえて解説していきますね!
作文のテーマや用紙の大きさ・文字数などについて、当日の様子を踏まえて詳しく説明するので、イメージしながら読み進めてくださいね!
【2024年度】
作文を書き始める前に学校紹介の映像を鑑賞して、校長先生の話を聞きます。
お子さんが本校で6年間学ぶことでどのように成長するイメージを持っていますか。映像や校長先生の話を関連づけて、次の点について具体的に書いてください。
①授業や日常生活
②学校行事
また、本校では全員がPTA役員をやることになりますが、活動の是非とそれについてどう思うかをお書きください。
2024年度の筑附小の保護者作文のテーマは上記の通りです。
まず作文を書き始める前に、学校紹介動画を鑑賞して、その後に校長先生にお話を聞きます。
学校紹介映像の内容は、筑附小の日々の授業を含めた日常生活の様子や学校行事が中心になっています。
(イメージとしては、他の学校の説明会で流されるような動画です。筑附小は説明会を行わないので、保護者作文を通じて学校への理解を深めてもらうのも一つの目的として考えられますね。)
特に、筑附小は、3年生から毎年行われる3泊4日の「清里合宿」や、5年生の「雪の生活」、6年生の「富浦遠泳合宿」など、宿泊行事が多いのが特徴です。
さらに、富浦での約2キロの遠泳、運動会での帆かけなど、他の学校ではあまり見られないハードな行事も多いです。
このような筑附小の特徴を紹介した動画を鑑賞し、校長先生のお話を聞いた後に、前のモニターに先ほどのテーマが映され、作文を書く流れになります。
テーマにもあるように、紹介動画や校長先生のお話を踏まえたうえで、「①授業や日常生活」「②学校行事」などに具体的に触れながら文章を書くことがポイントになります。
また、筑附小では、保護者全員が6年間のうち2回PTA役員を行う必要があるため、それを踏まえて「PTA活動の是非とそれについてどう思うか」を書く必要があります。
筑附小の保護者作文では、このように具体的な指示や条件が出されるため、それをきちんと守って文章を書く必要があります。
ちなみに、2023年度入試のテーマも以下のように2024年度とほとんど似た内容でした。
【2023年度】
作文を書き始める前に学校紹介の映像を鑑賞して、校長先生の話を聞きます。
お子さんが本校で6年間学ぶことでどのように成長するイメージを持っていますか。映像や校長先生のお話を関連づけながら、次の点について具体的に書いてください。
1.子どもの得意・不得意
2.1を踏まえて学校生活で予想できるつまづきや問題(日々の生活や学習、行事において)
3.2を踏まえた保護者のサポート
また、本校では全員がPTAをやることになっています。それについての是非と理由をお書きください。
2023年度は、2024年度と大まかなテーマは同じですが、文章に盛り込む要素が微妙に異なり、「1.子どもの得意・不得意」「2.1を踏まえて学校生活で予想できるつまづきや問題(日々の生活や学習、行事において)」「3.2を踏まえた保護者のサポート」の3つを踏まえて書く必要があります。
2年連続で学校紹介動画と校長先生のお話を聞いて「お子さんが本校で6年間学ぶことでどのように成長するイメージを持っているか」というテーマが出されているため、2025年度入試でも同じようなテーマになる可能性は十分あります。
>>2016〜2024年度の親の作文のテーマ・回答例はこちら
2025年度入試も微妙に条件が異なる可能性があるので、当日はテーマをよく読んで書くようにしましょう。
作文用紙は、A4またはB5サイズ・14行(横書き※)の用紙が配布されると言われています。
文字数に関しては、用紙サイズや文字の大きさによって変わってきますが、だいたい200字〜400字程度と言われています。
※「縦書き」の年もあったようなので、どちらでも対応できるようにしましょう。
そのため、試験当日を迎える前にそれぞれの用紙で一度下書きをして、ご自身の字の大きさだと何字程度におさまるのか確認しておくようにしましょう。
当日は、先生から「用紙の裏に下書きを書いてもよい」という指示がある年度もあります。
筑附小の保護者作文の制限時間は例年「25分」です。
そのため、2025年度入試も同じように25分の可能性が高いでしょう。
また、「あと10分です」「あと5分です」といったように、残り10分と残り5分のときにそれぞれ試験官から掛け声があります。
経験者によると、事前にテーマをある程度把握して対策しておけば、時間が余るケースが多いようです。
ですが、逆に準備をしていないと、書きたいことがうまくまとまらず途中で時間切れになってしまう方も多いため、きちんと対策しておくことが大切です。
試験当日は寒さで手がかじかんでしまう可能性もあるので、カイロなどを持参するなどして工夫するようにしましょう。
ここでは、当日の保護者作文の様子をなるべく詳細に説明していきます。
保護者作文は、第2次選考の際に実施されます。
まず教室へ集合後、保護者がグループ単位(30名)で講堂に移動します。
ちなみに、講堂内は換気のために入口を解放していることから、寒くなっている可能性があるため、防寒対策を忘れないようにしましょう。
座席はお子さんの受験番号順に指定されており、1列に3名ずつ座ります。
作文開始前には、学校側から「作文は合否に直接関係することなく、入学後のクラス分けの参考にする」という説明があります。
その後、学校紹介(日々の授業や、遠泳。運動会などの行事が中心)の映像を視聴し、校長先生のお話を聞いた上で、前のスクリーンに先ほどご紹介したテーマが映されます。
作文を書き始める前に、校長先生から「一般論ではなく、当事者として”具体的に”書くように」と指示があります。
加えて、「裏面に下書きしても良い」「訂正する場合は二重線を引くこと」などの指示も出されます。
また、机は用意されていないため、配布されるクリップボードを膝の上に敷いて、その上で作文を書きます。
そのため、手元が安定しない可能性があるため注意しましょう。
作文を書き終えたら、子どもたちが講堂に戻ってくるまで席に座ったまま待機となります。
先ほどお伝えしたように、筑附小では保護者対象の作文がありますが、先生方からは「試験に直接関係はなく、入学後のクラス分けの参考にする」と説明があるため、「合否に影響はない」と言われています。
この言葉を受けて、「先生がそう言うならそうなのだろう」と思う方もいれば、「それはあくまで建前だ」と考える方もいらっしゃるでしょう。
私はどちらの考えも正しいと思います。
ただ、筑附小レベルの人気校ともなると、1つの検査を増やすだけで、とんでもない手間とコストが発生します。
そのため、「本当に試験に関係ない」というのであれば、わざわざ自分から労力を増やす必要はないんじゃないかと個人的には思います。
また、「直接関係はない」ということは「間接的には関係がある」とも読み取ることができます。
そこで以下では、筑附小が毎年さまざまなテーマの保護者作文を出している意図を私なりに推察します。
保護者作文を書く上で理解しておくと役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1つ目は、筑波大学附属小学校への理解を深めてもらうためです。
先ほどもお伝えしたように、筑附小は学校説明会を行っていないのにも関わらず、都内の国立小の中で唯一出願時に志望理由の記入があり、第二次選考では保護者課題もある珍しい学校です。
このことから、志望理由の記入や保護者作文を通して、学校側への理解を深めてもらうことを一つの目的にしていると考えられます。
特に近年の作文における、筑附小の特徴的な学校行事を中心に紹介した映像や校長先生のお話は、他の小学校が通常行っている説明会の内容と重なります。
つまり、筑附小は保護者作文を通して、親御さんの学校への理解をさらに深めてもらうことを一つの目的にしている可能性が高いと個人的には考えています。
保護者作文の対策として、筑附小の日常生活や特徴的な学校行事をあらかじめ理解しておくと、映像の内容も頭に入ってきやすいでしょう。
筑附小の学校行事に関しては『生きいき伸びのび筑波大附属小の学校行事』などの書籍がおすすめです。
2つ目は、親御さんの筑附小への理解度を確かめるためです。
2022年度以前には、保護者作文で以下のようなテーマが出されたことがあります。
・本校では3年生以上になると毎年3泊4日の林間学校があり、6年生では1時間弱の遠泳があります。お子さんにとっては精神的にも体力的にもハードになりますが、それに対してどのようにお考えですか。具体的にお書きください。(2021年度)
・学校や担任の教育方針とご家庭の方針が必ずしも一致するとは限りません。このような場合、保護者として、どのように考えますか。具体的にお書きください。(2019年度)
・本校は、自校給食ですが、食物アレルギーに対して個別に対応食を作ることは行っておりません。また、偏食のないよう指導しています。このことについてどのようにお考えですか。また、お子さんにどのように伝えますか。具体的にお書きください。(2019年度)
これらのテーマから、筑附小は独自の方針を持っている学校であることがおわかりいただけると思います。
例えば、毎年行われている3泊4日の林間学校や1時間弱の遠泳は、小学生にとってはとてもハードな行事と言えます。
特に近年は、親御さんのクレームなどによって、このようなタフな行事や取り組みを行う学校の数もだんだんと減ってきています。
ですが、筑附小では時代の波に呑まれず、このような伝統的な行事を今もなお大切にしています。
逆に言えば、このような行事や取り組みへの理解がない親御さんは「筑附小の教育方針と合っていないので入学指定ほしくない」というメッセージでもあります。
実際、このような点に理解のない親御さんを入学させてしまうと、クレームやトラブルの原因になります。
そうなってしまうと、学校にとってもご家庭にとってもよくない結果になります。
そうならないためにも、保護者作文を通して筑附小の保護者への理解度を確かめているのです。
保護者作文を書く際は、テーマに合わせて、筑附小の特徴的な方針や学校行事をきちんと理解し、賛同していることアピールすることが大切です。
3つ目は、学校に協力的なご家庭かどうかを確かめるためです。
例えば、筑附小では、保護者全員が6年間のうち必ず2回PTA役員を行うことになっています。
実際、保護者作文で過去に以下のようなテーマが出題されたこともありました。
・6年間のうち、2回は役員をお願いすることになっています。また、学校行事にもご協力いただくため、来校する機会も多くなります。仕事をされている保護者の方にも同様に役員をやっていただきますが、このことについてどのようにお考えか、具体的にお書きください。(2021年度)
・本校では全員がPTAをやることになっています。それについての是非と理由をお書きください。(2023年度・2024年度)
このようなテーマから、筑附小では、学校との協力や連携に意欲的であるご家庭を求めていることがわかります。
また、役員活動や行事への参加、緊急時のお迎えなどにも柔軟に対応できる方が、学校側も安心です。
そのため、テーマの内容に合わせて、学校任せにしない親であること、学校に対して協力的なご家庭であることをアピールすることもポイントになります。
学校に協力的かどうかは、筑附小に限らず、どの国立・私立小学校でも求められることです。
そのため、このようなテーマが出た際に、「仕事があるため難しい」「できる限り協力したい」など、消極的な姿勢が伝わってしまうような書き方をしないように注意しましょう。
筑波大学附属小学校の保護者作文は、アンケート感覚で書いてはいけません。
先ほどもお伝えしたように、学校側は保護者作文を通して、筑附小への理解度やご家庭の教育方針、親御さんの考え(柔軟性)などをチェックしています。
そのため、そのような学校側の意図を踏まえて、書くことがポイントです。
以上のことを踏まえて、筑附小の保護者作文を書く際のポイントや注意点を3つに絞ってご紹介します。
当日は以下のポイントを意識して、保護者作文を書くようにしましょう!
1つ目は、条件を守って枠内に収めることです。
これは基本的なことですが、とても大事なことです。
先ほどご紹介したように、近年の筑附小の保護者作文のテーマは、細かい条件が設けられていることが多いです。
例えば、以下の2023年度の作文テーマを例に見てみましょう。
【2023年度】
作文を書き始める前に学校紹介の映像を鑑賞して、校長先生の話を聞きます。
お子さんが本校で6年間学ぶことでどのように成長するイメージを持っていますか。映像や校長先生のお話を関連づけながら、次の点について具体的に書いてください。
1.子どもの得意・不得意
2.1を踏まえて学校生活で予想できるつまづきや問題(日々の生活や学習、行事において)
3.2を踏まえた保護者のサポート
また、本校では全員がPTAをやることになっています。それについての是非と理由をお書きください。
このテーマの場合、作文を書く上で以下の5つの条件を守る必要があります。
❶お子さんが本校で6年間学ぶことでどのように成長するイメージを持っているかについて
→❷学校紹介の映像や校長先生のお話を関連付けながら
→❸お子さんの得意・不得意を踏まえて
→❹学校生活で予想できるつまづきや問題に触れながら
→❺それに対してに親としてどうサポートするかについて具体的に書く
このように、近年の保護者作文は条件が多い傾向にあります。
また、本番は緊張や焦りから、条件を抜かしてしまう親御さんも多いため注意しましょう。
加えて、書き損じてしまった場合は、事前に説明に沿って訂正することも大切です。
親御さんの中には、ついつい書きたいことが多くなったり、熱意をアピールするために、枠をはみ出して書く方もいますが、それもNGです。
枠をはみ出してしまうと、内容を少しも読んでもらえない可能性もあるため注意しましょう。
保護者作文を書くときは、テーマを正しく理解して、条件を守ったうえで、枠内に収まるように書いてくださいね。
2つ目は、具体性を帯びた内容を書くことです。
先ほどもお伝えしたように、テーマによっては、作文を書き始める前に先生から「一般論ではなく、当事者として”具体的に”書くように」と指示されることがあります。
特に具体性が必要になるテーマとしては、以下のようなものが挙げられます。
・お子さんが学校できつい言葉を投げかけたり、乱暴なことをしたりすると聞きました。ですが、家では、お子さんがそのような様子を見せたことはありません。この場合、保護者としてどのように対応しますか。具体的にお書きください。(2021年度)
・お子さんを含む数人の子どもたちが道に広がって歩いたり、バスや電車など公共交通機関の中で騒いだりしているのを見たら、どのように対応しますか。具体的にお書きください。(2021年度)
・お子さんが朝学校に行く時間になると「お腹が痛い。」と言います。大事を取って休ませるのですが、午後になると元気になるということが何日間か続いています。このような時、お子さんに何を話して、どう行動するか、具体的にお書きください。(2020年度)
このようなテーマの場合、設問にも指示があるように具体的に書くことが大切です。
そのためには、必要に応じて、日々ご家庭で取り組んでいることや具体的な声かけや対処方法などを織り交ぜて書くようにしましょう。
また、このようなテーマの場合、作文を通じて、臨機応変に対応できる「柔軟性のある親」であることを間接的にアピールするのもポイントです。
近年のような映像や学校の校長先生のお話を聞いたうえで書く課題の場合でも、映像や校長先生のお話に具体的に触れながら書くことがポイントです。
3つ目は、読みやすい文章を心がけることです。
筑附小の志願者数は男女合わせて3000人〜4000人以上と言われています。
第一次選考の抽選でおよそ半分に絞られますが、それでも物凄い数です。
そして、筑附小の先生方は、第二次選考に進んだすべての保護者の作文に目を通すのです。
そのため、先ほどお伝えしたように、枠をはみ出していたり、読みづらい文章は最後まで読んでもらえないことも往々にしてあります。
ですので、作文を書くときは読みやすさを心がけることも大切です。
読みやすい文章を書く上で大切なのは、「構成」と「表現」の主に2つです。
構成に関しては、まずテーマに対しての結論を述べたうえで、それを支える根拠を続けることがポイントです。
また、保護者の中には、語彙力や表現力などをアピールするために、あえて難しい表現を使おうとする方がいますが、それもやめたほうがよいでしょう。
なぜなら、難しい表現を使うと、シンプルに読みづらくなりますし、間違った使い方をしてしまうリスクも高くなるからです。
そのため、読み手のことを考えたうえで、読みやすさを意識して書くこともポイントです。
読みやすい文章を書くためには、あらかじめテーマを把握して、何度も練習し、頭の中で文章の型をある程度作っておくことがコツです。
最後に、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生が作成した筑附小の「保護者作文」対策に役立つオリジナル教材をご紹介します。
本書『筑波大学附属小学校「保護者作文」対策(過去問・回答例付き)』では、筑附小の「保護者作文」に必要な知識や具体的な書き方、過去の作文テーマ(2016年度〜2024年度)などを「回答例付き」で解説しています。
本書一冊に、筑附小の「保護者作文」で必要な知識や情報はすべて網羅されています。
学校側に好印象を与える作文を書くためには、筑附小の教育方針への深い理解をアピールし、学校側の意図を汲んだうえで回答することが必要です。
また、先ほどお伝えしたように、25分という短い時間の中で納得いく文章を書くためには、事前に過去の作文テーマを把握して、何度も練習し、文章の構成を頭の中に入れておく必要があります。
そういった対策をするうえで、こちらの教材はかなり役立つと思います。
そのため、学校に好印象を与える作文の書き方を知りたい方、回答例を知りたい方には、ピッタリの内容となっております。
また、筑波大学附属小学校に本気で受かりたいと思っている方、保護者作文で失敗したくない方にも、おすすめの一冊となっております。
気になる方は以下のボタンからサンプルだけでもチェックしてみてくださいね!
以下では、筑附小の巧緻性や製作、ペーパー対策に役立つ教材をご紹介します。
そのため、筑附小の考査に向けてしっかりと対策したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
筑附小は、制作課題とペーパーが難しいことで有名なので、きちんと対策しておきましょう!
『【巧緻性・制作教材】筑波・お茶の水の女子セット』は、名前の通り、筑波大学附属小学校とお茶の水女子大学小学校の巧緻性・制作セットです。
筑波大学附属小学校の巧緻性・制作課題は、他の国立小や私立小の中でもレベルが高いです。
筑波では、台紙を筒状に折ったり、紙を手で丸くちぎったり、折り紙を折って指定された箇所に貼ったりなどの巧緻性が求められます。
また、各課題は、動画を試聴しながらお子様1人で取り組めるようになっております。
そのため、筑波やお茶の水を受験する方はもちろん、試験で制作や巧緻性テストがある他の学校を受けられる方にとっても役立つ教材となっております。
「筑波大学附属小学校 Vol.1」は、筑附小の過去問や出題傾向をもとに作成した総合問題集です。
筑附小では、「お話の記憶」や「図形の構成」のほか、「重ね図形」や「折り重ね図形」、「回転(同)図形」など、特に図形問題が出題されやすいです。
「筑波大学附属小学校 Vol.1」では、このような筑附小で頻出する単元や過去問の類似問題を計30題収録しています。
また、複数の問題パターンを用意しているため、実際の入試問題に対応する力を養うこともできます。
そのため、筑附小を志望している方、過去問の前に練習問題に取り組ませたい方にはピッタリの内容となっています。
今回は、筑波大学附属小学校の保護者テーマの内容や書き方、注意点などについて、当日の様子を踏まえて解説してきました。
筑附小の保護者作文は、合否に直接関係ないと言われていますが、間接的に関係する可能性はあります。
また、いずれにせよ、保護者作文を通じて、筑附小への深い理解をアピールすることは重要です。
そのため、保護者作文に不安がある方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね。
また、筑波大学附属小学校では、志望理由を2度提出する必要があります。
1回目は、第一次選考Web出願時で、インターネット上で記入して提出すればOKです。
一方で、2回目の志望理由は、1回目と同じく200字程度と言われていますが、今度は手書きで記入する必要があります。
内容に関しては1回目と2回目で同じ内容を提出する方もいれば、書き直す方もいます。
どちらが良いのかに関しては、ご家庭によって異なります。
筑附小の志望理由の重要性や書き方、例文に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも必ずセットで確認しておくことをおすすめします。
>>筑波大学附属小学校の願書の書き方と例文を願書添削のプロが解説!
小学校受験の現役講師兼コーチである私が運営している小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONOTE」では、筑附小の巧緻性・制作コンテンツや受験に役立つコンテンツが多数あるため、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!