受験ノウハウ

【国立小学校】抽選の仕組み・確率・当日の流れをプロが徹底解説

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かける先生
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こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。

今回は、国立小学校するうえで避けては通れない「抽選」について、僕なりの視点でお話ししていきたいと思います。

都内の国立小学校を受験される方は、ご縁をいただくために「抽選」という壁を乗り越えなければなりません。

抽選は「運」が物を言う残酷なシステムです。

抽選を行うタイミングは国立小によって異なりますが、能力考査(試験)前に実施する学校を受験される場合は、抽選に通らなければ試験さえ受けることができません。

私立小が本命のご家庭であれば、「仕方ないね」で気持ちの整理をつけられるかもしれませんが、国立小学校を本命とするご家庭にとってはそうはいきません。

そのため、国立小学校を受験される場合は、この抽選システムについてきちんと理解したうえで、併願戦略を組む必要があります。

以上のことを踏まえて、今回は国立小学校の抽選が何のために存在しているのか、そして、どのような手順で行われるのかについて、詳しく解説していきたいと思います。

かける先生
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抽選が通りやすくなる裏技は存在しません。

大切なのは、抽選に通った場合と通らなかった場合の両パターンを想定して、準備や戦略を練ることです。

国立小学校は

国立小で抽選が行われる理由

国立小学校で抽選が行われる理由は主に「公平性の確保」のためです。

まず、国立小学校は、先進的な教育を受けられ、かつ私立小学校と違って学費が安いという理由から、高い人気を誇ります。

例えば、国立小学校の中でもトップの人気を誇る筑波大学附属小学校の倍率は10倍以上と言われており、単純な応募者数でみれば、男女あわせて約3,000名にのぼります。

この人数全員に能力検査を受けてもらうことは、人員や時間に限りがあるため、物理的に不可能です。

そのため、公平性を確保しながら受験生を絞るため手段として「抽選」を設けているわけです。

また、国立小学校は、国が設置・運営する国立大学が研究している教育理論や教育手法を取り入れる「実践の場」でもあるため、多様な子どもを集める必要もあります。

そういった意味でも、ランダムに選ぶことができる「抽選」を用いていると言えます。

かける先生
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ただ、研究を成立させるためには、その対象である子どもにも基礎的な能力が備わっている必要もあるため、抽選だけでなく、能力検査(考査)も行うことで、調整していると考えられます。

国立小学校によって抽選の時期は異なる

抽選のタイミング・回数

抽選が実施されるタイミングや回数は、国立小学校によって異なります。

主なパターンは次の2つです。

①抽選→能力検査→抽選
(抽選→能力検査の学校も含む)

②能力検査→抽選

かける先生
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それぞれのパターンについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

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抽選→能力検査→抽選

1つ目は、抽選によるサンドイッチ型です。

1次選考で抽選を実施し、二次選考で能力検査を行います。

そして、能力検査を通過した受験者を対象に、3次選考として再度抽選を行い、最終合格者を決定するパターンです

この方式を採用している主な学校は、以下の通りです。

■ 東京学芸大学附属竹早小学校
■ 東京学芸大学附属大泉小学校(※第1次・第2次選考のみ)
■ お茶の水女子大学附属小学校
■ 筑波大学附属小学校

このパターンでは、まず保護者や校長によって抽選が行われ、5〜6割程度に絞られます。

その後、通過者に対してペーパーや運動テストなどの能力検査が実施され、一定水準に達した受験生がさらに絞り込まれます。

そして最後にもう一度抽選を行い、最終合格者が決定される流れとなります。

2

能力検査→抽選

続いて2つ目は、1次選考で能力検査を行い、その後に抽選で最終合格者を決定するパターンです。

この方式を採用している主な学校は、以下の通りです。

■ 東京学芸大学附属世田谷小学校
■ 東京学芸大学附属小金井小学校
■ 横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校
■ 横浜国立大学教育学部附属横浜小学校
■ 埼玉大学教育学部附属小学校

このパターンでは、まずペーパーや運動などの能力検査が実施され、一定の水準に達した受験生が選抜されます。

その後、第二次選考として抽選が行われ、最終合格者が決定される流れとなります。

この方式は、抽選が一度のみであるため、抽選が二回行われる学校と比べると、形式上は抽選で不合格となるリスクは低いと言えます。

国立小学校によって抽選の時期は異なる

抽選のやり方

抽選の具体的なやり方も、学校によってさまざまです。

以下では、いくつかの国立小学校をピックアップして、大まかな抽選の流れをご紹介します。

筑波大学附属小学校 1次試験抽選

抽選方法:ガラガラ式の抽選機

<抽選方法の説明>
・司会から抽選の仕組みが説明される
→ 約6割が二次試験へ進める
・グループ(A・B・C)ごとに同じ割合で選抜

<抽選番号の仕組み>
・抽選番号は「受験番号の下2桁」

<抽選の方法(仕組み)>
・01〜100の番号が書かれたボールを使用
・ガラガラ式の抽選機で実施
・59回ボールを引く(=59人当選)
→ 自分の番号が出たら「当選」
・最後の1球の際に「最後の球です」とアナウンス

< 注意事項(重要)>
・ボールが2個同時に出た場合 → 無効(やり直し)
・トラブル発生時 → 最初からやり直し
・抽選の公正性確認のため、受験者から「立会人」を選出
(各グループの最初と最後の番号の人)

お茶の水女子大学附属小学校 3次試験抽選

抽選方法:キーナンバー方式

<抽選方法の説明>
・受付人数54名に対して「+1枚」の合計55枚の札を用意
・札を透明な箱に入れてよく混ぜる
・その後、箱にカバーをかけて中が見えない状態にする

<抽選の方法(仕組み)>
・保護者が1人ずつ、箱から札を1枚引く
・すべて引き終えた後、箱の中に1枚だけ残る状態にする
・最後に残った1枚を、カバーを外して確認
・その札を学校長が引き、「キーナンバー」とする
・キーナンバーを起点として、連続した番号の受験者が合格候補となる
例)キーナンバーが「12」の場合
→ 13番〜40番までの28名が入学候補者抽選方法(キーナンバー方式)

東京学芸大学附属世田谷小学校

抽選方法:キーナンバー方式

<抽選方法の説明>
・先頭に並んだ2名の保護者が「立会・準備係」に指名される
・壇上で以下を実施
 ・札の枚数と番号(連番)を確認
 ・卓上で札を混ぜる
 ・壺に入れて振る

<抽選の方法(仕組み)>
・受付に並んだ順に受験者本人または保護者が、順番に1枚ずつ引く
・すべて引き終えた後、最後の1枚を校長が引く
(実際は最後の札を読み上げる)
・この番号が基準(キーナンバー)となる
例①

例)校長の番号が「62」の場合
→ 63番以降の約50名が合格
※最後の番号まで進み、まだ人数が足りない場合
→ 1番に戻って、1番・2番・3番…と順にカウント

このように、よく街で見かけるガラガラ式の抽選機を用いる学校もあれば、札などを使用する学校もあります。

かける先生
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抽選方法については、当日に説明があるため、特に心配する必要はありませんが、イメージしておくと少しばかり心が落ち着くかと思います。

抽選は運!対策に集中することが大事

この記事のまとめ

今回は、国立小学校の抽選が何のために存在しているのか、そして、どのような手順で行われるのかについて、学校ごとに解説してきました。

国立小学校の抽選を通るかどうかは、基本的に「運」です。

そのため、保護者の皆様ができることは、過度な不安を持たずに前向きな気持ちを保つこと、そして、能力検査にむけてしっかりと対策することです。

仮に抽選に通ると仮定しても、能力検査を突破できなければご縁をいただくことはできません。

特に国立単願のご家庭は、私立小の厳しい試験に向けて万全の対策をしてきたご家庭と競争することになります。

そういった意味でも、ぬかりなく対策をしておくことが重要です。

以下の記事では、国立小学校に受かる子・向いている子に関して詳しく解説しているので、日々の対策をより有意義なものにするためにもぜひご一読くださいね。

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かける先生
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筑波大学附属小学校やお茶の水女子大学附属小学校の過去問制作なども取り扱っておりますので、これらの国立小を受験予定の方はぜひご活用くださいね、

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かける先生
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小学校受験現役講師兼コーチ
指導経験を基に小学校受験の「本当に役立つ情報」を発信|教育学部卒|難関有名私立・国立小の合格者サポート実績多数|幼児英語・中受・高受も指導経験あり|インスタフォロワー4,000人超|小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONOTE」運営|オリジナル教材『小学校受験三ツ星ドリル』等も制作|家庭教師・個別相談・願書添削・模擬面接も受付中
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