制作・巧緻性対策

【小学校受験に必要な巧緻性】巧緻性の試験内容や対策のコツをプロが解説!

hrU8yX5qf6Wp
かける先生
かける先生

こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。

今回は、小学校受験でも対策が難しいと言われている「巧緻性」の具体的な試験内容や対策のコツについて解説します。

小学校受験に必要な能力のひとつに「巧緻性」があります。

「巧緻性って何?」

そう思った方も多いでしょう。

なかなか馴染みのない言葉なので、知らなくて当然です。

巧緻性とは、簡単に言えば「手先の器用さ」です。

小学校受験では具体的に、紙を手でちぎったり、ハサミで切ったり、紐を穴に通して結んだり、箸で小豆をつまんだりなどの課題が出されます。

また、巧緻性は一朝一夕で身につくものではないため、日常生活の中でコツコツ対策していくことが大切です。

そこでこの記事では、以下の内容について小学校受験のプロが”わかりやすく・丁寧に”解説していきます。

この記事でわかる内容

小学校受験における巧緻性とは何なのか

小学校受験で巧緻性が求められる理由

小学校受験で出される巧緻性の課題例

絶対にやっておくべき巧緻性対策とコツ

巧緻性対策におすすめの教材やワーク

基本的にこのページをしっかりと読み込めば、「小学校受験における巧緻性とはなんぞや」という疑問を解決することができます。

では、さっそく見ていきましょう!

かける先生
かける先生

巧緻性は奥が深いので、しっかりと読み込んでくださいね!

手先の器用さと言っても課題の種類はさまざま!

小学校受験における巧緻性

小学校受験では、多種多様な試験を通して巧緻性がチェックされます。

例えば、制作です。

小学校受験の制作では、先生の説明を聞いたり、お手本を見たりしながら、課題を進めていくのですが、その過程でさまざまな巧緻性が必要になります。

例えば、国立小学校の中でもトップの人気を誇る筑波大学附属小学校では、以下のような巧緻性が求められます。

筑波大学附属小の巧緻性

・紙を筒状に丸める

・色を塗る

・紐を穴に通して蝶結びをする

など

また、少し違った角度から巧緻性をチェックする課題も出題されます。

例えば、早稲田実業初等部では、以下のような課題が過去に出題されました。

早稲田実業初等部の巧緻性

・かっぱを着て脱いで畳む

・洋服(Yシャツやズボン)を畳んで風呂敷で包む

・おはじきをジッパー付きビニール袋にまとめる

など

その他にも、折り紙の課題や絵画の課題の中で巧緻性がチェックされていることもよくあります。

最初にもお伝えしたように、巧緻性とは「手先の器用さ」を言いますが、その種類はさまざまです。

また、学校によっても巧緻性の課題の内容は変わってきます。

かける先生
かける先生

そのため、もし志望校がある程度決まっているなら、その学校の過去問をチェックして、どのような巧緻性が必要になるのか、今のうちに把握しておくようにしましょう。

小学校受験でよく出る巧緻性

巧緻性の試験の課題例

小学校受験の試験ではさまざま巧緻性が求められます。

そこで以下では、有名私立・国立小学校の過去問などを踏まえて、小学校受験で頻出する巧緻性10種類をご紹介します。

かける先生
かける先生

具体的にどのような巧緻性を身につけたらいいのかイメージが湧かない方は、まず以下でご紹介することを練習するようにしましょう!

手でちぎる

1つ目は、形に沿ってちぎる力です。

形に沿って手で紙をちぎる課題は、筑附小などをはじめ、さまざまな学校の制作で必要になる力のひとつです。

ただ、いきなり形に沿ってちぎる練習をするのは難しいため、最初は好きようにちぎらせて、「桜の木」などのちぎり絵を作ってみましょう。

ちぎり絵はノリを使って貼る練習にもなりますし、完成した後の成果が目に見えやすく、子どもが達成感を感じられるのでおすすめです!

それができたら、丸や三角、四角などの基本的な形に沿って手でちぎる練習をしてみましょう。

基本的な形をちぎれるようになったら、星やハートなど複雑な形も練習しておくこともポイントです。

かける先生
かける先生

形だけでなく、紙の大きさなども調整して、レベルをだんだんと上げていくのもポイントです。

ねじる

「ちぎる」とセットでやっていただきたいのが「ねじる」練習です。

というのも、巧緻性や制作の試験では、「紙をねじりましょう」「ねじった紙を丸くなるように曲げてテープでとめましょう(リース作り)」などの課題が出されることがあります。

そのため、巧緻性や制作の課題をこなす過程で、紙やモールをねじる練習もしておきましょう。

また、お手伝いの一環として、布巾でテーブルを拭いたり、雑巾掛けを取り入れるのもおすすめです。

その過程で布巾や雑巾をひねる動作が必要になりますし、雑巾掛けは足腰のトレーニングもなります。

かける先生
かける先生

小学校受験の面接で日頃のお手伝いに関して聞かれることも多々あるので、今のうちから習慣化しておくようにしましょう!

ハサミで切る

小学校受験では、ハサミを使って切る課題を出題する学校も多いです。

学校によっては、魚や木など、複雑な形に切るような課題を出してくるところもあります。

ハサミを切る課題では、線に沿って素早く、かつ正確に切る力が重要になってきます。

そのため、早いうちからハサミに慣れさせることも大切です。

ハサミの練習をするときは最初は好きに紙や折り紙を切らせてあげましょう。

そして、慣れてきたら、線に沿ってまっすぐ切らせたり、いろいろな形を切り抜いたりさせて、レベルを上げていきましょう。

また、ハサミを使い慣れていないお子さんは、入り組んだ部分などを切ったり、方向転換したりするときに、一旦刃を抜こうとすることが多いですが、一度刃を入れたら、そのまま切り進められるようにトレーニングすることも大切です。

かける先生
かける先生

ハサミは危険が伴いますので、使い方や渡し方などを丁寧に教えて、横でしっかりと見守ることも忘れないでくださいね。

のりやテープを使って貼る

小学校受験の巧緻性・制作課題では、のりやテープを使って貼るという力も必ずと言っていいほど必要になります。

例えば、丸くちぎった目玉をスティックのりで貼ったり、ねじった紙をセロハンテープで留めたりなどの課題が出されます。

そのため、普段、制作の課題に取り組む時にのりを使っている方は多いと思いますが、セロハンテープなども使って「貼る」「留める」という練習をしておくことも忘れないようにしましょう。

また、のりにも「スティックのり」「アラビアのり」「ヤマトのり」などさまざまな種類があり、学校によって違うため、いろいろなタイプののりを使い慣れておくこともポイントです!

かける先生
かける先生

どんな時にのりを使って、どんなときにセロハンテープを使えばいいかなども教えてあげてくださいね!

折り紙

小学校受験の巧緻性・制作課題では、折り紙をさまざまな形に折る作業も必要になることが多いです。

折り紙では、「三角に折りましょう」「三角に折ってイカを作りましょう」などの課題もあれば、チューリップや犬などの形に折る課題もあります。

折り紙の折り方に関しては、基礎的なものが多いため、先生の指示をよく聞いたうえで、正しくきれいに折ることができれば問題ありません。

ですが、他の形に折るように指示が出される可能性もあるので、折り紙を通じていろいろなものを作ってみるようにしましょう。

かける先生
かける先生

折り紙は巧緻性だけでなく、指示行動の練習にもなるので、毎日コツコツ練習することがポイントです!

箸を使った豆つかみ

小学校受験の試験では、「箸を使った豆掴み」という巧緻性課題も出題されます。

代表校としては、成蹊小学校などが挙げられます。

この課題は、「箸で小豆をつまんで、もう一方のお皿に移す」という内容になっています。

そのため、普段の食事から箸を使うように習慣化したり、いろいろな形・大きさのお菓子や食べ物を使って練習したりすることがポイントです。

かける先生
かける先生

お菓子を使うとお子さんも楽しく取り組めることが多いです。

時間を計測して、もう一方のさらに移せた分だけ食べられるというようなご褒美を設定して練習してみてくださいね!

洋服を着脱し畳む

巧緻性課題の一つとして、洋服を着脱したり、畳んだりsるう課題も出題されることがあります。

具体的には、カッパを着て脱いだり、Yシャツやズボン、タオル、ハンカチなどを畳んだりする課題が出されやすいです。

代表校としては、早稲田実業初等部や難関女子校などが挙げられます。

特に女子校は、このような普段の生活に関連した課題が出題される傾向にあるので、女子校を受験している方は早いうちから対策しておくようにしましょう。

かける先生
かける先生

お手伝いの一環として、洗濯物を畳ませることがポイントです!

その際に、きれいに畳む方法を教えてあげてくださいね!

また、最初はタオルやハンカチなど簡単に畳めるものから取り組ませて、自信をつけさせることが大切です。

紐通しと紐結び

小学校受験の制作課題では、穴に紐を通して蝶結びをするという課題を出す学校も多いです。

代表校としては筑波大学附属小学校などが挙げられます。

そのため、今の時期に蝶結びがきれいにできるかどうかも確認しておきましょう。

また、学校によって綴じ紐を使う場合もあれば、リボンなどを使う場合もあります。

そのため、いろいろな素材のもので素早く・正確に蝶結びをする練習もしておくようにしましょう。

かける先生
かける先生

他にも風呂敷で包んだり(早稲田実業初等部)、行動観察などで縄跳びを使って片付けるときに「結ぶ」という力が必要になることがあります。

色ぬり

小学校受験では、制作課題の一環として、

「◯の中を水色のクーピーできれいにぬってください」
「絵の中を見本と同じようにぬってください」

など巧緻性に関連する指示が出されることも多いです。

そのため、特定の形の中をクーピーやポンキーペンシル、クレヨンなどを使って、素早く・丁寧にぬれるように練習しておきましょう。

また、色をぬるときは、枠からはみ出ないようにするほかに、一定方向にペンを動かしてムラなくぬれるようになることもポイントです。

かける先生
かける先生

ちなみに、色ぬりを練習するなら「ぬりえ」がとてもおすすめです。

ぬりえは子どもが興味を持って取り組みやすいですし、絵画の対策にもなります。

そのため、お子さんが興味を持ちそうな絵からぜひ始めてみてくださいね!

線でなぞる・つなげる

小学校受験の制作や巧緻性の課題では、

「周りの線にぶつからないように、点と点を結んでください」
「点線の部分をきれいになぞってください」

など運筆能力を測る問題もよく出題されます。

そのため、普段からクーピーや鉛筆を使って線を書いたり、点と点を線で結んだり、なぞったりなどの練習をしておくことも大切です。

また、ペーパーテストで回答するときも、◯や△を素早く・正確に書くことが求められるため、このようなトレーニングもしておきましょう。

かける先生
かける先生

運筆能力は、小学校受験で最も重要な巧緻性のひとつとも言えます!

巧緻性は◯◯の指標!

巧緻性が求められる理由

小学校受験で巧緻性の試験や課題が出されるのには理由があります。

なぜなら、巧緻性は他の能力を測る一つの指標にもなるからです。

つまり、学校の先生方は巧緻性の試験を通して、手先の器用さだけではなく、“他の力”もチェックしているということです。

では、具体的にどんな能力を測っているのか。

それは主に次の3つです。

1

自立性

1つ目は、自立性です。

ここでの自立性とは、自分の身の回りのことを自分でできるかを意味します。

「自活力」とも言えますね!)

先ほどご紹介した「洋服を着脱し畳む」という課題例は、まさに自立性を問う課題のひとつと言えます。

また、自立性は入学後の生活で必要なので、試験でも重要視されています。

(毎日自分で学校の準備をしたり、先生の指示や説明を聞いて動いたりする自立性がなければ、学校生活に支障をきたすことになります。)

そして、その自立性を測るために、巧緻性の課題が出されるのです。

かける先生
かける先生

そのため、巧緻性対策をするときは、毎日の子どもの自立を促す意識を持つことがとても大切です。

2

知的好奇心や学力

2つ目は、知的好奇心や学力です。

複雑な指運動は脳の活動を促し、生活の自立度や知的好奇心、学力にプラスの影響をもたらすことがわかっており、幼児教育にも積極的に取り入れられています。(*1)。

つまり、「巧緻性の高さ=好奇心や学力の高さ」とも言えるのです。

また、慶應義塾大学の創立者である福澤諭吉先生も幼い頃から手先が器用だったことで有名ですよね。

(慶應幼稚舎の受験を考えている方は、『福翁自伝』が課題図書となっているのでチェックしてみてくださいね!)

かける先生
かける先生

学校の先生方は、ペーパーだけでなく、巧緻性の課題などからも受験生の思考力や好奇心、創造力をチェックしているのです。

*1 川端博子, 田中美幸, 鳴海多恵子. (2009). 手指の巧緻性と生活の自立・学力の関係. 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集61回大会(2009年)

3

非認知能力や集中力

3つ目は、非認知能力や集中力です。

近年、多くの私立小学校が非認知能力を重要視してきています。

非認知能力とは、知能検査や学力検査では測定できない能力を意味します。

具体的には、やる気、忍耐力(継続力)、協調性、自制心など、集団生活の中で必要になってくる能力が挙げられます。

先ほどご紹介した課題例からもおわかりいただけるように、小学校受験の巧緻性の課題の中には、忍耐力や自制心、集中力を要するものが多々あります。

かける先生
かける先生

そのため、学校の先生方は巧緻性の課題を通して、このような非認知能力や集中力もチェックしていることを理解しておきましょう。

日常生活の中で練習することがコツ!

巧緻性の対策方法とポイント

ここでは、日常生活で必ず取り組むべき具体的な巧緻性の対策方法とポイントを解説していきます。

ご家庭で巧緻性対策に取り組みたいと思っている方は、必ず実践してくださいね!

毎日のお着替えは自分で

巧緻性対策としてご家庭で必ず習慣化してほしいことの1つ目は、「毎日のお着替えを自分で行うこと」です。

先ほどもお伝えしたように、小学校受験では巧緻性テストの一つとして、カッパを着て脱いだり、洋服を畳むような課題が出されることがあります。

これらの課題は、基本的な生活能力がきちんと備わっているかチェックするものでもあります。

そのため、毎日のお着替えは必ずお子さん自身に取り組ませてください。

また、洋服選びをするときは、巧緻性を鍛えるためにも、ボタンやファスナー付きの洋服を着させたり、靴下の脱ぎ履きをきちんと自分で行ったりするように促すこともポイントです。

加えて、洗濯物を畳む時は、畳み方を丁寧に教えながら、自分の洋服は自分で畳むことを習慣化することも大切です。

その他にも、次の日に着る洋服を寝る前に枕元に置くようにしたり、畳んだ洋服を決まった場所にしまったりなど、自立を促すようにしましょう。

かける先生
かける先生

このような点を意識するだけで、受験のために特別な対策をしなくても基本的な巧緻性を身につけることができます。

お箸を使って食事をする

巧緻性を高めるためには、早いうちからお箸を使って食事をすることを習慣化するのも必須です。

箸を使いこなすには細かな指先の動きが必要なので、巧緻性の強化に効果的です。

また、先ほどもご紹介したように、箸で小豆など小さなものを摘まんでお皿に移すような巧緻性課題を出す学校もあります。

そのため、現時点でお子さんの年齢が3歳に達しているなら、徐々に箸を使わせて、慣れさせるようにしましょう。

かける先生
かける先生

お箸が上手に使えるようになると、その他の巧緻性も向上していく傾向にあります。

紐靴を活用する

小学校受験の制作や巧緻性のテストでは、紐を穴に通して、蝶結びをするという課題が頻出します。

ただ、紐を穴に通して蝶結びをするという練習だけを何度もやらせようとすると、嫌がってしまうお子さんも多いです。

そんなときに役立つのが「紐靴」です。

もしマジックテープの靴を使っているなら、お子さんが好きな紐靴を1足買ってあげて、時間に余裕があるときにそれを履かせるようにしましょう。

お子さんも自分のお気に入りの靴を履くためなら、一生懸命靴紐を結ぼうとするため、結果的に巧緻性対策につなげることができます。

また、制作をするときに材料の一つとして紐を渡して、作品を作る過程の中に紐通しや紐結びを盛り込むこともポイントです!

かける先生
かける先生

結び練習をするときは、綴じ紐やリボン、風呂敷などいろいろなものを使って練習するようにしてくださいね!

折り紙を習慣化する

巧緻性は一朝一夕で身につくものではありません。

ですが、だからといって毎日制作の課題を見つけて、材料や道具を準備して親子で取り組むことは大変ですよね。

そこでおすすめなのが「折り紙」です。

折り紙は準備するものが少なくて済みますし、毎日朝や寝る前などのちょっとした時間に取り組むことができるため、習慣化しやすいというメリットがあります。

また、折り紙をする過程で、指示を聞いてその通りに指を動かす指示行動の練習もできます。

さらに、指示行動ができるようになると、自然に脳が発達して、思考力や集中力はもちろん、自制心なども身について、落ち着きが出てくるようになります。

ここでの落ち着きは、集中力を持続させることができる、落ち着いて席に座ることができる、大人しくできることなどを意味します。

これらは、小学校受験でも必要になる力です。

つまり、折り紙は、巧緻性だけでなく、指示行動の強化や聞く力の向上、脳の発達などさまざまな効果を期待できるということです。

かける先生
かける先生

そのため、家庭学習の一環として折り紙を習慣化することはとても大切なのです!

巧緻性教材を活用する

ご家庭で巧緻性対策をするのであれば、巧緻性教材を活用することも大切です。

小学校受験で求められる巧緻性は、日常生活の中で身に付けられるものもありますが、制作や工作の過程でしかトレーニングできないものもたくさんあります。

また、そのような力は小学校受験に特化した課題に取り組む中で身につけていくしかありません。

そのため、小学校受験の巧緻性に適した教材を使って、ご家庭で活用することも大切です。

かける先生
かける先生

巧緻性教材を選ぶときにはいくつかポイントがあるので、それを解説していきますね!

毎日コツコツ練習することが大切!

巧緻性対策のおすすめ教材

「巧緻性対策の重要性はわかったけど、どんな教材を取り組んだらいいのかわからない…」というお悩みを抱えた親御さんも多いと思います。

巧緻性の教材を選ぶときに市販の大手幼児教室の問題集を検討される方が多いです。

たしかに、大手の市販教材は小学校受験の巧緻性対策に特化したものが多いため、内容は悪くありません。

ですが、以下のような問題点もあります。

・解説動画や音声(掛け声)がついていない

・お子さん1人で取り組めない
(親が隣で教えなければならない)


・難しい課題が多く収録されている

・各学校の過去問に類似した課題は少ない

特に、巧緻性や制作をするときに親御さんが隣で教えなければならないという点は、大きな問題だと思います。

一昔前は、小学校受験をするご家庭は専業主婦のご家庭が多かったため、比較的余裕を持って対策に時間を割くことができたでしょう。

ですが、近年は共働きのご家庭が小学校受験するケースも増えてきています。

そうなると、なかなかご家庭で受験対策に時間を割くことが難しくなりますよね。

そこでおすすめしたいのが、私が運営している小学校受験に特化したオンラインコミュニティ「MAGONOTE(まごのて)」です。

MAGONOTEでは、60種類以上の制作・巧緻性の動画コンテンツが用意されており、使い放題となっています。

制作・巧緻性の動画コンテンツの中には、折り紙や紙コップなどを使った教材はもちろん、有名校の過去問の中からピックアップした良問もあるため、小学校受験対策にピッタリです!

また、動画コンテンツは、小学校受験の現役講師である私が動画上で指示や掛け声をしながら教えています。

そのため、必要な教具さえご用意いただけたら、あとはお子さんが動画を見ながら1人で課題を進められるスタイルになっています。

さらに、MAGONOTEでは、制作・巧緻性の動画コンテンツ以外に30種類以上のペーパー教材や毎月の個別面談、会員限定の受験ノウハウなども提供しています。

かける先生
かける先生

毎日巧緻性対策に取り組みたい方、お子さん1人で制作や巧緻性対ができる環境を求めている方は、ぜひMAGONOTEの詳細をチェックしてみてくださいね!

小学校受験では運筆能力も大事!

運筆対策に役立つ問題集

運筆に特化した巧緻性対策をしたい方は、以下の問題集もおすすめです。

こちらは私が自ら作成している、「運筆・巧緻性・模写」に特化した単元別問題集です。

こちらの問題集では、小学校受験で必要になる基本的な運筆能力を身につけるための問題を30題収録しています。

また、有名校の過去問を踏まえて作成している問題も多数含まれているため、受験本番を意識した実践問題に取り組みたい方にもおすすめです。

以下、サンプル問題をいくつかご紹介します。

購入を検討してださっている方へ

こちらの問題集やその他の単元の問題集をお試しで使ってみたい方、割引価格でご購入した方は、小学校受験の現役講師兼コーチである私が運営しているオンラインコミュニティ「MAGONOTE(まごのて)」もご検討ください!

MAGONOTEでは、小学校受験三つ星ドリルの30種類以上の単元の問題①〜問題⑩(※)をすべてご利用できます。
※プランによって異なりますので、詳細ページをご確認ください。

また、お子様が1人で取り組めるように、設問音声も付属しています。
そのため、設問音声を聞いてお子様が問題を解くという試験と同様の形式で練習できます。

さらに、60種類以上の制作・巧緻性動画コンテンツや毎月の個別面談、会員限定の受験ノウハウやイベント等もございます。

MAGONOTEの詳細をチェックしたい方は、以下のページをご確認くださいね!

毎日コツコツ練習することが大切!

この記事のまとめ

今回は、小学校受験において巧緻性が求められる理由や巧緻性の試験内容と課題例、具体的な対策方法などについて、網羅的に解説してきました。

こちらの記事で解説した内容をきちんと踏まえて、巧緻性対策をすることができればバッチリです!

また、繰り返しになりますが、小学校受験で求められる巧緻性は一朝一夕で身に付けられるものではありません。

そのため、折り紙や制作を通して毎日コツコツ練習することを意識してくださいね!

かける先生
かける先生

ご家庭で巧緻性対策に取り組みたい方、お子さん1人で制作や巧緻性対ができる環境を求めている方は、ぜひ「MAGONOTE」もチェックしてみてくださいね!

ABOUT ME
かける先生
かける先生
小学校受験現役講師兼コーチ
指導経験を基に小学校受験の「本当に役立つ情報」を発信|教育学部卒|難関有名私立・国立小の合格者サポート実績多数|幼児英語・中受・高受も指導経験あり|インスタフォロワー4,000人超|小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONTOE」運営|オリジナル教材『小学校受験三ツ星ドリル』等も制作|家庭教師・個別相談・願書添削・模擬面接も受付中
error: コンテンツは保護されています。
記事URLをコピーしました