【2027年最新】小学校受験の合同説明会のメリットや聞くべき3つの質問をプロが解説
こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。
今回は、小学校受験の合同説明会に参加するメリットや魅力、聞くべき質問などについて、僕なりの視点でお話ししていきたいと思います。
1月・2月・3月は、さまざまな場所で合同説明会(通称「合説」)が開催される時期です。
実は、私も毎年いくつか参加しています。
その中で強く感じることは、「SNSやネットには載っていない情報」や「現地に行かないとわからないこと」が確かにあるということです。
今回は、そういったリアルなポイントを中心にお伝えしていきます。
特に、年少・年中のご家庭の保護者の方の中には、
「合同説明会って、いつから参加すればいいのかな」
「少し気になるけれど、なんとなく腰が重いな」
と感じている方も少なくないと思います。
そのような方が、この記事をきっかけに「ちょっと行ってみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
YouTubeでも解説しているので、お時間がない方は、家事や通勤中にラジオ感覚で聴いてくださいね!
まず、合同説明会の魅力としてよく挙げられるのは、
・複数の学校の先生方のお話を一度に聞けること
・顔を覚えてもらえる可能性があること
この2点ではないでしょうか。
説明会に何度も参加することで、先生に顔を覚えてもらい、「あのとき来ていましたよね」と印象に残ります。
それが志望の熱意を間接的に伝えることにつながるという考え方もあります。
もちろん、そういった視点も大切です。
ただ、もう少し地に足のついた視点で見てみると、合同説明会にはそれ以上の大きな魅力があります。
ここからは、実際に私が合説に参加する中で感じた本当の価値を3つに絞ってご紹介していきたいと思います。
合説に参加するする中で、特に良いと感じたのは「配布される冊子」です。
合同説明会では、参加校の最新情報をまとめた冊子が配られることが多いです。
これは、最新の情報を一度に把握できる”非常に効率的な資料”です。
さらに、各校のパンフレットや公開行事のチラシなども配布されています。
ポイントは、今はまだ志望度が高くなくても、後で比較検討する際や、願書作成・面接対策の際に情報を確認する資料として非常に役立つということです。
「もらうだけなら無料」ですから、情報収集という意味でも大きな価値があります。
ただし一点注意があります。
学校によっては前年度のパンフレットを使用している場合もあります。
その場合は、年度が切り替わるタイミングでは、最新年度のものを入手するようにしましょう。
パンフレットや冊子は配布コーナー以外にも、各学校のブースで配布されているため、受け取る際に些細な疑問や不安を相談することもできます。
2つ目の魅力は、「先生にフランクに話しかけられること」です。
学校単独の説明会では、どうしても先生が一方的に話す形式になりがちですし、個別面談でも「本校を志望していますよね」という前提の空気が流れます。
そのため、ホームページに書いてあるような基本的なことを聞きづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、合同説明会は時期的にも「まだ迷っているご家庭が多い」ことを先生方も理解しています。
そのため、たとえホームページに書いてある内容でも、気軽に質問できますし、丁寧に答えてくださる先生が多い印象でした。
そのため、
「まだ志望校を絞り切れていない」
「些細な疑問を解消したい」
というご家庭にとって、非常に良い機会だと思います。
また、各校には個別ブースがありますが、ブースに入るとどうしても緊張してしまう方も多いと思います。
中には、
「言葉遣いに気をつけなきゃ」
「この質問は失礼じゃないかな」
と、身構えてしまうこともあると思います。
もちろん基本的なマナーは大切ですが、合同説明会の良いところは、ブースに入らなくても先生方が近くに立っていらっしゃる点です。
少し迷っている雰囲気を出していると、先生の方から声をかけてくださることもあります。
その自然な流れの中で会話が始まると、特別に質問を用意していなくても、思いついた疑問をその場で投げかけることができます。
こうした会話の中では、パンフレットには載っていないリアルな話を聞けることもあり、とても参考になります。
合説に参加する中で私が一番魅力に感じたのは、「先生から見た学校の様子」を知ることができる点です。
説明会というと、どうしても学校の”良いところ”を中心に紹介する場というイメージがありますよね。
もちろん、それは当然のことですし、学校としても自校の魅力を伝えたいという思いがあるのは自然なことです。
ただ、実際に先生方と少し距離の近い形でお話をしてみると、パンフレットやホームページには書かれていない、もう一歩踏み込んだ話を聞けることがあります。
たとえば、
「こういうご家庭が多いですよ」
「こういう価値観を大切にされている方が多いですね」
「こういうタイプのお子さんは、この学校の雰囲気に合いやすいです」
「逆に、こういう傾向が強いと、合わないかもしれません」
といったように、内部から見たリアルな視点を率直に教えてくださる先生もいらっしゃいます。
これは決してネガティブな話ではなく、「学校とご家庭の相性」を考えるうえで、とても重要なヒントになります。
学校は、それぞれに大切にしている文化や雰囲気があります。
例えば、自主性を重んじる学校もあれば、身だしなみや規律を非常に大切にする学校もあります。
他にも、学校行事や役員などを通して家庭との連携を強く求める学校もあり、事前に先生方から「1年を通して来校していただく回数が多いです」といった説明があるケースもありました。
同じ「良い学校」でも、求める家庭像や子ども像は異なります。
そうした校風の違いや温度感は、パンフレットやホームページの文章だけではなかなか伝わりません。
そのため、実際に現場に足を運んで、先生がどんな言葉を選び、どんな表情で語るのか。
そのニュアンスの中にこそ、本質がにじみ出ることがあります。
また、先生方がふと漏らす一言の中に、
「この学校では、保護者のこういった姿勢が大切なんですよ」
「ご家庭でここを意識していただけると、お子さんも伸びやすいです」
といった、“入学後を見据えた視点”が含まれていることもあります。
もちろん、すべての先生がそこまで踏み込んで話してくださるわけではなく、当たり障りのない説明にとどまる場合もあります。
しかし、だからこそ、複数の先生と話してみることに意味があり、先生のお話にしっかり耳を傾けることが大切です。
また、こうした内部の情報をよく知っている先生とお話しできるからこそ、聞きたい質問を事前にまとめることもポイントです。
ここまでの内容を踏まえて、「合同説明会で聞いておきたい質問」について、僕なりの視点でお話ししていきたいと思います。
合同説明会は、”学校の説明を聞く場”であると同時に、“こちらから問いかけられる場”でもあります。
先ほどもお伝えしたように、せっかく内部の様子をよく知る先生と直接話せる機会なので、ただパンフレットを受け取って帰るのは、非常にもったいないです。
では、どんな質問をしたほうがいいのか、いくつか例をご紹介していきたいと思います。
すでに聞きたい質問がある場合は、それをまずは伺うようにしましょう。
「何を聞いたらいいのかわからない」という方は、ぜひ以下でご紹介する内容を参考にしてくださいね。
まず大切なのは、「どのようなご家庭やお子様が多いのか」という視点です。
学校の理念や教育方針はパンフレットやホームページに書いてありますが、実際の雰囲気を形づくっているのは、そこに集まっているご家庭とお子様です。
つまり、この質問は、いわば”学校の文化”を知るための質問でもあります。
例えば、規律に厳しいご家庭が多いのか、穏やかに見守るスタンスのご家庭が多いのか。
共働きの割合はどのくらいか。保護者同士の距離感は近いのか、比較的さっぱりしているのか。
また、お子様についても、活発で元気なタイプが多いのか、落ち着いてコツコツ取り組むタイプが多いのかなどを伺うことで、学校の空気感が見えてきます。
この質問の本質は、「ご縁をいただくため」だけでではなく、「わが家に合っているかどうか」を見極めるうえでも重要です。
お子様が6年間という時間を気持ちよく過ごせる環境かどうかを判断するためにも非常に重要なので、ぜひ合説で質問してみてくださいね。
合同説明会は、対策のヒントを知ることができる貴重な機会でもあります。
しかし、試験に関しての質問は先生も直接的な内容はお話しすることができないため、少し角度を調整することがポイントです。
具体的には「家庭で何を大切にすべきか」という視点で先生に伺うようにしましょう。
小学校受験は、ペーパーの点数だけでなく、日々の家庭の在り方もチェックされています。
そのため、例えば、
「試験に向けて、ご家庭で意識しておいた方が良いことはありますか?」
とお聞きすると、その学校が重視している土台が見えてきます。
生活習慣なのか、親子の対話なのか、自立心や礼儀なのか。学校ごとの価値観の違いが見られるケースが多いです。
他にも、
「ご縁をいただくご家庭に共通する姿勢はありますか?」
と伺うことで、勉強量ではなく、家庭の空気感や親の関わり方といった本質的な部分についてヒントを得ることができるケースもあります。
「ご縁をいただくにはどうしたらいいですか」「ペーパーや行動観察ではどんな課題が出されますか」など、試験の内容をダイレクトに聞いてしまうと不躾な質問になってしまうため、注意しましょう。
合同説明会では、入学後の生活を具体的にイメージできる質問をすることも大切です。
特に「宿題や学習ペース、内部進学事情」については、6年間の過ごし方に直結する重要なポイントです。
例えば、
「宿題はどのくらいの量がありますか?」
「塾などに通われているご家庭が多いのでしょうか?」
「学習の進度は比較的速い方でしょうか?」
といった質問をすることで、その学校が日々の学習をどのように位置づけているのかが見えてきます。
学校によっては毎日しっかり宿題が出るところもあれば、体験や自主性を重視し家庭学習は比較的少なめという方針のところもあります。
また、進度が速い場合は家庭でのフォローが前提になっていることもありますので、ご家庭のスタンスや働き方との相性を考える材料になります。
さらに、附属校の場合には
「内部進学の基準や流れはどのようになっていますか?」
「成績や生活態度はどの程度影響しますか?」
といった点も確認しておきたいところです。
内部進学が原則可能なのか、一定の基準があるのかによって、在学中の学習姿勢や家庭の向き合い方は大きく変わります。
こうした具体的な質問は、個別ブースが設けられている合説だからこそ聞けるものでもあります。
そのため、入学後の生活を意識して、不安や疑問を解決することも大切にしてくださいね!
今回は、合同説明会のメリットや本当の価値、聞いたほうがいい質問について、僕なりの視点で詳しく解説してきました。
合説はさまざまな学校が集まり、かつ、その学校の先生方と気軽に話せる貴重な機会です。
だからこそ、そこでしか得られない「情報」が必ずあります。
そのため、年長のご家庭はもちろんですが、年少・年中のご家庭の方も、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。
また、私が運営するオンライン学習コミュニティ「MAGONOTE」では、受験に役立つ情報はもちろん、ご縁をいただいたご家庭のエピソードや内部情報、学校別の受験ノウハウなども詳しく解説しています。
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