小学校受験の母親用のスーツの選び方と注意点【お受験のプロが解説】

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こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。
今回は小学校受験で着用するお母様のスーツの選び方や注意点について、今までサポートさせていただいた先輩ママのケースを踏まえて解説していきますね!
小学校受験では、いわゆるお受験スーツというものを着用して試験に臨まなければなりません。
お受験スーツとは、一言で言えば「濃紺スーツ」です。
また、お受験界隈では、
「あの学校は、〇〇のブランドスーツじゃないと受からない」
「スーツで経済力を見られているからハイブランドのものがいい」
などの都市伝説がまことしやかにささやかれています。
ただ、これはあくまで都市伝説であって本質とはずれています。
もしスーツ選びに無駄な時間をかけるなら、その時間や費用を受験対策や礼儀作法の改善に充てた方が100%合理的です。
それに、学校側も「スーツで合否が決まる」と妄信的に信じている保護者を入学させたいとは思わないでしょう。
一昔前は、小学校受験をするご家庭のほとんどが富裕層だったため、スーツもハイブランドを着用する方が多かったのかもしれません。
ですが、現在は共働き家庭なども普通に受験する時代ですので、「特定のブランドスーツを選ばなければならない」という考え方自体古く、ナンセンスです。
むしろ、小学校受験のスーツを選ぶときは、見栄やプライドではなく、清潔感や慎ましさが出るものを選ぶことが重要です。
それに、どんなに良いスーツを着ても、髪やメイクなどに問題があれば、先生方の目はそちらに行ってしまい、よくない印象を持たれてしまいます。
そのため、これから受験スーツを選ばれる方は、「変にこだわりすぎない」「ハイブランドである必要ない」ということをまず覚えておきましょう。
そして、お受験スーツは、清潔感や慎ましい雰囲気を演出できるものを選ぶようにしてください。
ただ、これだと少し抽象的で、今いちピンとこないと思います。
また、初めて小学校受験される方の中には
「どんなスーツを選べばいいか具体的に知りたい」
「受験する人がどんなスーツを着ていたのか知りたい」
などさまざまな不安を抱えていらっしゃると思います。
そこで今回は、今までサポートさせていただいた保護者の方の意見も踏まえて、小学校受験の母親のスーツの選び方や注意点などについて、詳しく解説していきたいと思います。

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まずは、お母様ようの小学校受験スーツを選ぶときのポイントや注意点を解説していきたいと思います。
お受験スーツを選ぶときのキーワードは「無難」です。
ご自身の好みを優先して華美なスーツを選ぶと悪目立ちしてしまうリスクがあるため、スーツに関しては周りのご家庭と似たり寄ったりものを選びましょう。
オリジナリティは、試験や面接でアピールすればOKです。
ということで、以下では「無難な」小学校受験用スーツを選ぶときのポイントや注意点などを具体的に解説していきます。

重要度が高い順に、5つのポイントに絞って解説していきますね!

お受験の定番カラーは「濃紺(ネイビー)」です。
スーツに限らず、スリッパやサブバッグ、水筒なども小物も「迷ったらネイビー」というのが合言葉のように言われています。
そのため、スーツに関しても「濃紺」一択でしょう。
もし何かしらの事情がある場合、黒やグレーのスーツでも構いませんが、ほとんどの親御様が濃紺のスーツに身を包んで試験会場に訪れるので、やはり濃紺がベターだと思います。

説明会や試験で周りから浮きたくないという人は「濃紺」を選んでおけば間違いないです。

次にスーツの形についてですが、基本的に小学校受験される方は「ワンピース+ジャケット or ボレロ」または「ジャケット+スカート」を選ばれる方が多いです。
上記に関しては、用途や着心地、体型との相性などによって決めるようにしましょう。
ちなみに、小学校受験スーツは試験本番だけでなく、学校説明会や見学会でも必要になります。
そのようなことを考慮して、「半袖ワンピース+ジャケット or ボレロ」を選ばれる方が多いです。
ただ、夏用にネイビーの半袖ワンピースを用意するお母様も多いので、ご自身の予算やスーツの素材、体質など踏まえて決められるとよいと思います。
汗をかきやすい方は、複数校の説明会や見学会にご参加されることを考えると、夏用素材の半袖ワンピースを一着用意してもよいかもしれませんね。
ちなみに、ワンピースやスカートスーツの丈はマナーとして、膝が隠れるようなものを選ぶようにしてください。

ただ、膝が隠れることを意識しすぎて丈が長すぎるものを選ぶとそれもそれであまり見た目がよくないため、椅子に座ったときに膝が丸見えにならない程度のものを選ぶことをおすすめします。
ちなみに、パンツスーツに関してもよくご質問をいただきますが、結論から申し上げるとおすすめはしません。
説明会や見学会に行ったお母様からパンツスーツの方もちらほら見られたというお話は聞きますが、多いか少ないかで言うと少ないです。
また、パンツスーツはカジュアルな印象を与えてしまいやすいです。
パンツスーツを着用しただけでご縁をいただけないという可能性は低いですが、私立小学校の中にはそのようなマナーを重視したり、昔ながらの古風な考えを持っている方もいらっしゃるため、そういう先生に当たった場合、よくない印象を持たれる可能性はあります。
特に女子校や伝統校を受験される場合は、パンツスーツは避けた方が無難だと言われています。

無駄なリスクを負いたくない場合は、パンツスーツではなく、「ジャケット+スカート」または「ワンピース+ジャケット or ボレロ」のスタイルを選ぶようにしましょう。

ジャケットに関しては、襟付きのものを選ぶのが無難だと言われています。
最近ノーカラーのジャケットも増えていますが、小学校受験という場にはあまりふさわしくないと言われています。
私立小学校の中には「ノーカラーでもOK」という学校もありますが、逆にNGとされる学校もあります。
個人的な考えですが、このように学校によって考えが分かれるものに関しては変に使い分けるより、統一してしまった良いと思います。
また、襟付きのジャケットであればどちらも学校でも心配がないため、「無難」という結論に至ります。
そのため、ジャケットに関しては襟付きのものを選ぶことをおすすめします。
ちなみに襟に関してはショールカラーやラウンドカラーを勧められることが多い印象です。
テーラードカラーでも問題ありませんが、少しビシッとしたビジネス用のものでは硬い印象が出やすいため、ショールカラーを選んで少し柔らかな雰囲気を演出される方が多いです。

襟に関しては、どちらがご自身に似合うか、どのような印象を持たせたいかによって決めると良いと思います。
テーラードでもご縁をいただいたご家庭は数多くいらっしゃるため、そこまで深く気にする必要はありません。

お受験スーツは、素材選びも大切です。
具体的には、見た目の質感はもちろん、通気性や防シワ効果などがポイントになります。
先ほどもお伝えしたように、説明会や見学は蒸し暑い夏に行われることが多く、試験は10〜12月の冬に行われます。
そのため、汗のかきやすさなどを踏まえて、素材を選ぶようにしましょう。
また、説明会や試験では、必ずと言っていいほど待ち時間があり、場合によっては長時間にわたります。
そのため、シワになりづらい素材で作られているものを選ぶ方も多いです。
例えば、ウールやウール混紡生地のものなどなどが挙げられますね。
また、ウール素材系のスーツは見た目の質感も良いので、少しかっちりとした印象を与えたい方にもおすすめです。
そのほかにレーヨン素材のお受験スーツもよく見かけます。
レーヨンは、ウールには及びませんが、通気性と吸湿性に優れています。
そのため、コスパ重視で行きたい方やウールの肌触りが苦手な方、洗濯に手間をかけたくない方にはおすすめです。

汗をかきやすい人は、サマーウールのワンピースもおすすめです。
サマーウールは、夏に着用することを目的に開発された薄手のウール素材の生地で、冬のウールと比べて通気性や吸湿性に優れています。

ここまで小学校受験用のスーツを無難に選ぶポイントをご紹介してきました。
ただ、お受験スーツを選ぶときに一番重要なのが「サイズ感」です。
最初にもお伝えしたように、お受験スーツはブランドよりも、ご自身にフィットしているか、どんな雰囲気を演出したいかなどが一番重要になってきます。
例えば、体型が強調されるタイトなスーツだと品が損なわれますし、逆にサイズが大き過ぎるとスーツに着られている感が出てしまいます。
そのため、ご自身の身長や骨格に合ったものを選ぶのがベストでしょう。
ちなみに、お母様用のお受験スーツは、ウエストがほんのり軽くシェイプされた「プリンセス・ライン」の形が多いです。
特に、私立ミッション系の小学校を受験されるお子様のママには、このスタイルの方が多いとのことなので、志望校に合わせて選んでもよいかもしれません。

ただ、繰り返しになりますが、スーツの形だけで合否が決まるわけではありません。
重要なのはご自身にフィットしているか、どんな雰囲気を演出したいかなので、そのようなことを踏まえて選ぶようにしましょう。

小学校受験をされるご家庭をサポートさせていただいていると
「いつまでに受験用スーツは用意しておくべきですか」
というご質問もよくいただきます。
結論から申し上げると、遅くても年度が変わるタイミングである年長の4月までには用意しておくようにしましょう。
もっと言うと、新年長(年中の11〜12月)には探し始めて、1〜2月までに手元に届いているのが理想です。
というのも、早いところだと2〜3月に学校見学会やその他のイベントを行う学校もあり、合同説明会などもこの時期に開催されることが多いです。
そのようなときにお受験スーツがあると服装に迷う必要がないため、とても便利です。
また、子どもと違って親御さんは体型が大きく変化する可能性はないため、早めに用意しておくに越したことはありません。
学校説明会のピークは5〜7月なので、それまでには最低一着は用意しておく必要があります。
特にオーダーされる方は、採寸などの準備と完成までの時間が通常よりかかると思うので、早め早めに準備しておきましょう。

おそらくこの記事を読んでいる今のタイミングで、すぐにお受験スーツの準備を始めたほうがよい方がほとんどだと思います。
小学校受験対策をしていると本当に時間がありませんよね。
特に共働き家庭の方は1分1秒が惜しくて、お受験スーツをじっくり選んでいる余裕もないと思います。
また、先ほどお伝えしたように、小学校受験の合否はスーツで決まるわけではないので、気品を損なわない清潔感の出る無難なものを選んでおけばまったく問題ないです。
ということで、以下では先ほどご紹介したポイントを満たした、母親用のお受験スーツをプロが厳選してご紹介します。

「ゆっくり選んでいる時間がない」「店頭に行って試着する余裕がない」「見た目とコスパが良いスーツがほしい」という方は以下から選ばれることをおすすめします。

エスコミュールは、ブラックフォーマル・喪服・礼服通販のフォーマル専門店メアリーココが展開する日本最大級のお受験専門店です。
私がサポートしているご家庭の中には、メアリーココへの信頼感からエスコミュールのお受験服やグッズを利用する方が多い印象です。
こちらのスーツは、以下のようにお受験スーツに必要なデザイン性や機能性を満たしています。
・ワンピース+ジャケットタイプ
・上質な高級ウールを混紡
→通気性や保温性に優れ、夏冬両方着用可能
・見た目も滑らかで安っぽくない
・座った時も安心のロング丈
→気品を損なわない
・ラウンドカラーで少しやわかい印象を演出
・くるみボタンを使用
・立体縫製で腰回りのシルエットが美しい
このように、母親用のお受験スーツに必要な点を全て満たしたうえで「24,010円(2025/02/09時点)」となっています。
これを高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれですが、お受験スーツの相場から見ると「高額」というわけではないと思います。
また、1万円台前半のお受験スーツもありますが、安過ぎると逆に少し不安を覚える方もいらっしゃると思います。
そのため、「高過ぎるのは買えないけど、お受験服としてのブランドがあるスーツがほしい」「先輩ママが愛用していた受験服ブランドのスーツがほしい」「ある程度しっかりとしたものがほしい」という方にはピッタリだと思います。
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小学校受験は、スーツ以外にもさまざまな費用がかかるため、「どうしても1万円台に抑えたい」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、同じエスコミュールが出しているレーヨン混紡生地(高級素材レーヨン×ポリエステル)のお受験スーツもおすすめです。
こちらの価格は「19,320円(2025/02/09時点)」となっており、コスパ◎だと思います。
先ほどご紹介したものと比べると、生地の点では劣ってしまいますが、それでもレーヨンを混紡することでウールに近づけ、美しいドレープ感*を増す工夫がされています。
*布を垂らしたときにできる自然なたるみやひだ、またはその効果を指します。
もちろん先ほどご紹介した商品と同じように、お受験スーツに必要なデザインや機能は兼ね備えているので、少しでもコスパを抑えたい方、ウールに強いこだわりがない方は、こちらでも全く問題ないと思います。
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nina’s(二ナーズ)は、ブラックフォーマル、喪服、礼服、お受験ママのスーツなどのレディースフォーマル専門店で、エスコミュールと同様にお受験ママから高い人気と信頼を得ています。
こちらは、レーヨン混「鹿の子織」(ポリエステル64%×レーヨン34%×ポリウレタン2%)となっており、ウールのような質感や美しいドレープ感を演出しています。
また、ポリウレタンを配合しているため、横方向のストレッチ性もあり、着席時の張り感や座りジワの防止効果も期待できます。
もちろん、ショールカラーや膝下丈、絞られたウエストラインなど、お受験スーツに必要なデザインも兼ね備えています。
加えて、バックリボンもついており、フェミニンな印象を与えつつ、愛らしさも演出するデザインになっていますが、これは好みが分かれるポイントにもなると思います。
以上の特徴を踏まえると、ウール素材が苦手な方、レーヨン素材で着心地や座り心地を重視するのであれば、このスーツも選択肢の一つにんなるでしょう。
ただ、こちらのスーツの価格は「24,800円(2025/02/09時点)」となっており、先ほどご紹介したエスコミュールのレーヨン混紡生地(高級素材レーヨン×ポリエステル)よりもやや高めの値段設定になっているので、コスパ重質の方は先ほどのスーツのほうが良いかもしれません。
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こちらは、3でご紹介した商品と同じnina’s(二ナーズ)のお受験スーツですが、「襟の形」に大きな違いが見られます。
先ほどのスーツは「ショールカラー」で少し柔らかい印象を演出しているのに対して、こちらは「テーラードカラー」になっておりシャープでコンパクトな印象を演出できます。
襟の方に関しては、好みやその方の雰囲気によっても異なるので、好きな方を選んで問題ございません。
(どちらの襟でもご縁をいただいている方はいらっしゃいます。)
また、先ほどのスーツについていたバックリボンはこちらのスーツにはないので、なるべくシンプルなデザインのものが良いという方におすすめです。
価格の点で見ると、ショールカラーよりテーラードカラーのほうが「19,800円(2025/02/09時点)」と安くなっているので、コスパ的には◎でしょう。
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小学校受験をされる方の中には、「お受験スーツも妥協したくない」「準備できることは最大限取り組んで本番に望みたい」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、エスコミュールの尾州ウール100%で作られた「尾州マーク」認定商品であるこちらのスーツをおすすめします。
「尾州(びしゅう)」は愛知県一宮市を中心に、津島市、稲沢市、江南市、岐阜県羽島市など、愛知県尾張西部エリアから岐阜県西濃エリアを指し、繊維業界では織物の産地として有名です。
こちらのスーツでは、その尾州ウールが100%使用されているため、滑らかさと着心地を兼ね備えた高級感あふれる風合いに仕上がっています。
もちろん、お受験スーツに必要なデザイン性や機能性も十分満たしているので、安心して説明会や試験でも着用することができます。
価格に関しては尾州ウール100%となっているため、「53,600円(2025/02/09時点)」という価格設定になっております。
そのため、小学校受験のスーツ選びで妥協したくない方、受験を終えた後も長く使いたい方にはおすすめの商品となっています。
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今回は、今までサポートさせていただいた保護者の方の意見も踏まえて、小学校受験の母親のスーツの選び方について、詳しく解説してきました。
最初にもお伝えしたように、小学校受験スーツを選ぶときは、清潔感と慎ましさを演出できる無難な形を選ぶことがポイントです。
また、ご自身の体質や防シワ効果などを考えて、素材選びをすることも大切です。
そのため、これからお受験スーツを探すお母様は、今回解説したポイントを踏まえながら、予算と相談したうえでご自身にピッタリのものを選ぶようにしてくださいね!

冬用のコートやパンプス、ハンドルバッグ、スリッパについては、以下の記事でそれぞれ解説しているので、こちらも合わせて確認してみてくださいね!
※以下の記事は私が運営する別メディア「小学校受験三ツ星ガイド」に移動します。
◻︎パンプスの選び方

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