【小学校受験に役立つアプリ8選】小学校受験のプロが厳選して紹介!
こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。
今回は小学校受験対策に役立つアプリについて、小学校受験のプロが本音で解説していきますね!
小学校受験でご縁をいただく親御さんは「スキマ時間の使い方」が上手です。
例えば、お店や病院の待ち時間、電車やバスに乗る移動時間など、ちょっとしたスキマ時間にも受験につながるような取り組みをしていることが多いです。
また、このようなスキマ時間を活用するうえで役立つのが、スマホやipadの「アプリ」です。
アプリの中には、小学校受験に特化したものもあれば、巧緻性や制作対策に役立つものもあります。
そこで今回は、小学校受験対策に役立つアプリやオンライン学習教材を、現役講師兼小学校受験コーチである私が厳選してご紹介します、
ペーパー対策に役立つアプリ
単元別対策に役立つアプリ
巧緻性や制作に役立つオンライン学習
このページは8,000字超とボリューミーな内容になっているので、何度も読み返せるように必ずブックマークをしておきましょう!
まずは、小学校受験の定番であるペーパーテストの総合的な対策に役立つアプリをご紹介します。
大手幼児教室の「こぐま会」や「ジャック幼児教育研究所」監修のアプリもあるので、気になるものがあれば積極的に試してみてくださいね、
それぞれのアプリの特徴や活用方法を踏まえて解説するので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
「ひとりでがんばりマスター!」は、幼児教育や小学校受験で有名なこぐま会が監修した幼児向け学習アプリです。
幼児期に必要な思考力や概念の習得を目的としており、小学校入学準備や受験対策にも活用されています。
このアプリには、数・図形・言語など幅広い学習領域を網羅した1,700問以上の問題が収録されています。
難易度は「おすすめ」「れんしゅう」「しゅぎょう」「ちょうせん」の4段階に分かれており、子どもの成長に合わせて選択できます。
また、問題は音声で提示されるため、聴覚を使った集中力や理解力の向上も期待できます。
その他にも、保護者が学習履歴を確認できる機能や「学びのアドバイス」機能が付いており、子どもの学習状況を把握しやすくなっています。
全8巻のコンテンツが提供されており、各巻の価格は「1,200円(税込)」ですが、全8巻をまとめて購入すると「7,900円(税込)」となりお得になっています。
お試し用の第0巻は無料で利用できるので、それを使って確認してみると良いと思います!
「できましたっち!」は、ジャック幼児教育研究所が監修した小学校受験対策用のiPad専用アプリで、幼児が一人でも楽しく学べるように作られています。
このアプリには、「数量」「図形」「言語・常識」「推理・思考」の4分野にわたり3,900問以上のオリジナル問題が収録されており、各分野は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階の難易度に分かれています。
問題文は音声で読み上げられるため、子どもが一人でも取り組むことができ、集中力や聴く力の向上を期待できます。
また、画面上に指で書き込みながら解答できる機能が搭載されているため、紙の問題集と同様の感覚で学習可能です。
さらに、正答率を各分野・項目・難易度ごとに確認できたり、月別のグラフ推移で成長を把握できる機能もあります。
その他にも、正解時にポイントが上がったり、メダルの色が変わるご褒美機能などがあり、楽しみながら継続しやすいのも魅力です。
ただ、ipad専用アプリでスマホでは使えないこと、全問セット購入に27,400円(税込)の費用がかかることなどがデメリットとして挙げられます。
ipadで指を動かしながら、ペーパーで出題される領域ごとの対策をしたい方にはおすすめのアプリです。
「お受験くるくる」は、小学校受験のペーパー入試対策に特化したiOS向けアプリ(※)です。
※iPhoneやiPadなどのApple端末でしか使用できません。
このアプリでは、国立・私立小学校の入試問題を分析した上で、400種類以上、7,500問以上の問題を収録しいます。
問題は図形、数、言語、推理、理科知識など多岐にわたり、他のアプリと同様に子どもが楽しく学べるようゲーム感覚で取り組める設計となっています。
また、学習履歴の確認や苦手分野の把握などの機能が豊富で、効率的な学習サポートをしてくれるのも魅力のひとつです。
ですが、収録されている問題が古かったり、機械音声のクオリティが低い(※)などの口コミが寄せられているのがデメリットです。
※長文の設問の漢字の読みが違っていたり、イントネーションが違っていて意味が通じないなど。
アプリ内課金により、プレミアム会員になると全ての問題にアクセスでき、月額2,000円(税込)で利用可能となっているため、コスパ面は◎です。
小学校受験では、季節の知識や図形など、さまざまな単元から問題が出題されます。
また、幼児教育系のアプリの中には、このような単元別対策に役立つものもあるので、苦手分野に特化した単元のアプリを使って対策するのもポイントです。
以下では、それぞれのアプリの特徴を踏まえて、具体的にどんな対策に役立つか解説しているので参考にしてみてくださいね。
「季節感カード」は、幼児が楽しく季節に関する知識を身につけられる教育アプリです。
このアプリでは、季節ごとの行事、花、虫、食べ物などをカード形式で学ぶことができ、クイズやカードゲームを通じて、楽しみにながら自然と季節感を養うことができます。
また、クイズに正解すると季節感カードが図鑑に追加される機能もあり、収集する楽しさや継続しやすい仕組みがあるのも魅力のひとつです。
小学校受験では、さまざまな季節や行事に関する問題が出題され、膨大な知識量が必要になるため、スキマ時間に季節の知識を身につけたい方にはピッタリのアプリです。
季節の知識を学ぶ時間がなかなか取れない方は活用してみてくださいね!
「積み木ブロック学習」は、幼児向けの知育アプリで、積み木を通じて空間認識力や図形感覚を養うことができます。
具体的には以下の機能があります。
・なんこあるかな?
↪︎表示された積み木の数を数えるクイズです。
・おおいのはどっち?
↪︎左右に配置された積み木のうち、どちらが多いかを判断します。
・どうみえる?
↪︎指定された方向から積み木を見たときの見え方を想像して答えます。
・どっちのブロックかな?
↪︎左右から見た図をヒントに、ブロックの形を答えます。
小学校受験のペーパーテストの立体図形でも同じような問題が出されるため、図形感覚や空間認識能力をトレーニングしたい方にはピッタリです。
また、各クイズでは4段階の難易度が設定されており、子どもの成長や理解度に合わせて選択できます。
さらに、積み木を箱の中に収めるパズルゲーム「つみきおかたづけ」も収録されており、全20ステージが用意されているのも魅力のひとつです。
立体図形や積み木の問題が苦手なお子さんにはピッタリのアプリです。
「おもいのどれ?」は、天秤を使って最も重い物を選ぶクイズ形式の幼児向け知育アプリで、分析力や論理的思考力をトレーニングしたい方におすすめです。
小学校受験のペーパーで頻出する「重さ比べ」の問題と類似しており、ゲーム感覚で楽しみながら学べる設計になっているため、子どもが取り組みやすいのが特徴です。
問題の難易度は4段階あり、成長や理解度に合わせて調整可能な点、iOSおよびAndroidの両方に対応していて基本的な機能は無料で利用できる点も魅力です。
重さ比べは受験対策しているお子さんが苦労しやすい問題のひとつなので、苦手な場合は活用してみることをおすすめします。
「展開図アシスト」は、立方体の展開図とそれに対応する立体を視覚的に理解できる教育アプリです。
展開図がどのように立体へ組み立てられるかを確認することで、面や辺、点の関係性を直感的に学習することができます。
また、全ての立方体の展開図パターンに対応しており、回転や反転を含めた多様な形を試すことができます。
さらに、面や辺に色や記号を付ける機能があり、特定の問題に合わせたシミュレーションも可能です。
小学校受験のペーパーテストでは、サイコロの展開図に関する問題も出題されるため、立体と展開図の関係を理解するための補助教材として活用するのにおすすめです。
サイロの展開図を学習する際に活用するのがおすすめです。
「思考力を育てる論理クイズ」は、頭を使うロジカルクイズが多数収録されており、論理的思考力に加えて、観察力や想像力、推理力などの問題解決能力をトレーニングするのに役立ちます。
このアプリでは、立体図形や重ね図形、パズルなど、小学校受験の推理問題と似たような問題が多く含まれているため、受験のペーパー対策につながります。
また、各クイズに答えることでパズルのピースを獲得し、最終的にイラストを完成させる仕組みになっているため、幼児でも継続しやすい工夫がされてます。
基本的な機能は無料で利用できますが、一部のコンテンツは有料になっています。
図形問題や推理問題に必要な能力を鍛えたい方に特におすすめです。
こちらのページを読んでくださっている方の中には、子ども1人で取り組めるオンライン学習に興味がある方も多いと思います。
そこでおすすすめしたいのが、私が自ら運営している小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONOTE」です。
MAGONOTEでは、60種類以上の制作・巧緻性の動画コンテンツが用意されており、使い放題となっています。
また、年中〜年長のお子さん向けの制作課題はもちろん、年少以下のお子さんが楽しく作れる課題も揃えています。
これらの動画コンテンツの活用方法としては、シンプルに動画を見ながらお子さん1人で制作に取り組む以外に、待ち時間や移動時間に動画を見てイメージトレーニングをするのにも役立ちます。
スキマ時間に動画を一度確認しおいて、帰宅後に実際に動画の内容を思い出しながら取り組むのも、巧緻性以外に記憶力や想像力を養うことができるのでおすすめです。
その他に、30種類以上のペーパー教材(設問音声付き)もあります。
ペーパー教材については、PDFでアップロードしており、スマホやipadがあればその場で確認できるため、スキマ時間に学習することも可能です。
さらに、以下のような小学校受験のペーパーで出題されやすい理科系の動画もたくさんあるため、移動時間に楽しみながら学ぶことができます。
その他にも、会員限定のコンテンツや毎月の私の個別面談などさまざまなサービスをご用意しています。
子ども1人で取り組めるオンライン学習環境を求めていらっしゃる方や受験のプロと定期的に面談したい方は、ぜひMAGONOTEの詳細をチェックしてみてくださいね!
今回は、小学校受験対策に役立つアプリについて、現役講師兼小学校受験コーチである私が詳しく解説してきました。
小学校受験でご縁をいただくためには、スキマ時間もしっかりと活用することが大切です。
そのため、待ち時間や移動時間などにぜひ今回ご紹介したアプリやオンライン学習教材を活用してみてくださいね!
ご家庭で毎日制作対策に取り組みたい方、お子さん1人で制作や巧緻性対ができる環境を求めている方は、ぜひ「MAGONOTE」もチェックしてみてくださいね!