小学校受験の願書はいつから準備すべき?願書添削のプロが解説
こんにちは、小学校受験の現役講師兼コーチのかける先生です。
今回は小学校受験の願書をいつから準備すべきかについて、願書添削の経験を踏まえて詳しく解説していきますね!
小学校受験の願書添削をしていると、
「いつから願書を書き始めたほうがいいですか?」
「願書は早めに書いた方がいいんですか?」
というようなご質問をいただくことが多いです。
結論から申し上げると、新年長になったタイミング、つまり、年中の11月に入ったら願書作成の準備をすべきです。
「そんなに早くから?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、願書作成のサポートや願書添削をしている私の個人的な意見としては、入試本番の約1年前から準備したほうが良いと思います。
実際、慶應義塾幼稚舎など、課題図書があり、願書の負担が大きい学校を受験される方は、半年〜1年かけて書き上げる方が多いです。
とはいえ、初めて小学校受験をされる方からしたら、
「そんなに早く準備しなきゃいけないの?」
「準備するって言っても、何から始めたらいいの?」
と思いますよね。
そこでこの記事では、今までの願書作成サポートや添削経験などをもとに、以下の内容について小学校受験のプロが詳しく解説します。
願書の準備を始めるべきタイミング
願書の準備を早く始めるべき理由
願書を書き始める前にやるべきこと
この記事を読めば、願書の準備をいつから始めたらいいのか、具体的にどんな準備をして願書の下書きを書き始めたらいいのかについてすべてわかります。
そのため、これから願書作成に取り組む方は、ぜひ参考にしてくださいね。
15,000字超のボリューミーな内容になっているので、必ずブックマークをして何度も見返せるようにしておきましょう!
初めて小学校受験をする親御様の中には、「願書が配布されてから準備を始めればいいよね?」と思っている方がとても多いです。
普通に考えればそうなりますよね。
たしかに、1校受験するだけであれば、願書の配布が始まってから準備すれば間に合うかもしれません。
(ただし、文章が得意な人に限ります。)
ですが、小学校受験をされるご家庭のほとんどは、併願校を受けるため、結果的に2〜3校以上受験することになります。
その場合、当然願書も受験校の数だけ作成する必要があります。
「でも、1校作って、その内容を使いまわせばいいんじゃないの?」
と思った方もいるでしょう。
この手法は現実的に難しいケースが多いです。
理由は主に2つです。
1つ目は、学校によって教育理念や指導方針が異なるからです。
教育理念や指導方針が異なるということは、学校が求める生徒像や家庭像も異なるということです。
そのため、受験する学校が全て似たような教育方針であれば可能かもしれませんが、そうでないのなら、志望校に合わせてご家庭の教育方針や子どものエピソードを選んで、しっかりと文章を練る必要があるのです。
2つ目は、学校によって記入項目と文字数が異なるからです。
小学校受験の願書は学校によって記入項目も文字数もバラバラです。
シンプルに「志望理由をご記入ください」とだけある学校もあれば、慶應義塾幼稚舎のように「お子さまを育てるにあたって『福翁自伝』を読んで感じるところをお書きください」というような課題図書を出してくる学校もあります。
その他に、「事前面接用質問票」や「参考票」といった名目で5項目以上の記入を求めてくる学校もあります。
さらに、文字数に関しても、200字程度の記入欄もあれば、500〜800字程度の記入欄もあります。
このように、願書のフォーマットはさまざまです。
そのため、願書を1校分作成したからといって、それを他の学校に使い回すことはとても難しいのです。
このような理由から、複数校を受験する場合は、その数だけ願書を作成しなければなりません。
また、願書の配布時期は8月〜9月が多く、出願(願書の郵送)は9月〜10月に集中するケースが多いです。
そうなると、願書配布から提出まで正味1ヶ月程度しかないということになります。
また、後ほど詳しく説明いたしますが、願書作成はただ文章を書けばいいというわけではありません。
むしろ、願書を書く前の準備が9割といっても過言ではありません。
それを踏まえると、普段文章を書き慣れていたとしても、1ヶ月で2校以上の願書をゼロから作るのはとても至難の業です。
仮に間に合ったとしても、複数校の願書のうち、何枚かは妥協せざるを得ません。
それに、9月〜10月は受験直前期であるため、願書作成に時間を割くのではなく、お子様の受験対策やメンタルケアに注力する必要があります。
これらのことを踏まえると、願書作成には余裕を持って取り組む必要があると言えます。
そのため、私は新年長(年中の11月)に入ったら、少しずつ準備を進めべきだと伝えるようにしています。
もしそれが難しいなら、遅くても出願(願書提出)の6ヶ月前には願書作成に取り掛かることを強く推奨します。
「なぜ願書作成は早めに始めなければならないのか」ついて、準備の面も踏まえて、より具体的に解説していきますね!
「願書の準備を早く始めなければならない理由」は、一言で言えば「みなさんが思っている以上に時間がかかるから」です。
そうは言われても、
「願書って、文章を書くだけじゃないの?」
「具体的にどんな準備が必要なの?」
と疑問を持っている方も多いと思います。
そこで以下では、どんな準備が必要なのかについて触れながら、願書の準備を早く始めるべき理由について、より深く解説していきます。
願書作成に必要な準備を把握しながら、読み進めてくださいね!
初めて願書作成に取り組む方のほとんどは、いきなり文章を書き始めようとしてしまいます。
ですが、感覚で文章を書くと、まとまりがない「支離滅裂な願書」や、HP・パンフレットに載っている言葉を並べ替えただけの「うすっぺらい願書」になってしまいます。
小学校受験の願書は、学校側がそのご家庭を知るための貴重な資料です。
また、面接がある学校の場合、願書は面接資料としても使われます。
そのため、しっかりと先生方の印象に残る文章を書き上げる必要があるのです。
ただ、インパクトのある願書を完成させるためには、文章力だけでなく、「何を書くか」という中身が大切になります。
また、その中身を用意するためには、早いうちからご家庭で準備しなければならないことがあります。
それは、主に以下の3つです。
1.自己分析
2.学校分析
3.子どものエピソード作り
項目としては3つですが、それぞれを細分化すると、結構な数になります。
ただ、ここでは解説しきれないので、一旦3つにまとめたといった感じになります。
上記の3つを細分化した内容に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、この記事を読み終わった後に確認してみてください。
そうすると、理解がより深まると思います。
この3つの中で、願書のインパクトを左右するのが「子どものエピソード」になります。
それについて、次で詳しく解説しますね!
インパクトのある願書やオリジナリティのある願書を作成するためには、子どものエピソードが重要になると言われています。
願書におけるエピソードの重要性を理解するために、まずは以下の2つの文章を見比べてみましょう。
我が家では、五感を使った学びを通して子どもの知的好奇心を育むことを大切にしております。
貴校では体験型学習を重視されており、私共の教育方針と一致しております。ゆえに貴校への入学を志願いたします。
我が家では、五感を使った学びを通して子どもの知的好奇心を育むことを大切にしております。
息子はキノコに強い興味を持っており、週末は親子で山に行き、新しいキノコを探すことが日課になっています。また、新しいキノコを見つけると、すぐに図鑑で調べて楽しそうに説明してくれます。
貴校では体験型学習を重視されており、私共の教育方針と一致しております。ゆえに貴校への入学を志願いたします。
このように、文章にエピソードを入れるかどうかで、説得力や伝わりやすさがまったく違います。
そのため、願書を書く際には、ご家庭の教育方針や志望校の教育理念・指導方針に合わせて、適切なエピソードを入れる必要があるのです。
ただ、願書添削をしていると、「願書に使えそうなエピソードがありません」というご相談を受けるケースが非常に多いです。
また、エピソードがないからといって、無理やり普通のことを美談のように書く方もいらしゃいますが、そのようなことをすると「親バカ願書(※)」になり、かえって先生方の印象を悪くしてしまいます。
※子どものことをベタ褒めしているだけの文章を意味します。
そのため、新年長(年中11月)になったらご家庭の教育方針や志望校の教育理念に合わせて、どんな体験をさせるか、どのようなエピソードを用いるか、戦略的に考えることが大切です。
そして、早いうちにそれを子どもに経験をさせておく必要があるのです。
小学校受験の願書で使えるエピソード例や選び方に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも今のうちに必ずチェックしておきましょう。
小学校受験の願書は、「何度も何度も下書きをして推敲した後に清書する」というのが基本的な流れになります。
また、実際に書いてみるとお分かりいただけると思いますが、願書の下書きはとても時間がかかります。
特に、普段文章を書き慣れていない方、文章が苦手な方は、最初の下書きを書くのに数日〜1週間以上かかることも少なくありません。
また、普段から文章を書き慣れている人であっても、小学校受験の願書は論文やビジネスで必要な文章とは性質が異なるため、苦労される方が多いです。
つまり、①②で解説した文章を書き始める前の準備と下書きの作成だけで1〜2ヶ月はゆうに超えることなります。
実際、慶應義塾幼稚舎など課題図書がある学校を受験される方の中には、半年近くかけて願書を作成された方もいらっしゃいます。
それくらい、願書作成は骨の折れる作業なのです。
願書添削をしていると、時間をかけて準備してきたご家庭の文章は上手い下手に関係なく、魂が込められていることがわかります。
その逆も然りで、十分な準備ができていないご家庭の文章は、内容が浅いケースが多いです。
小学校受験の願書は「下書きを作成して終わり」というわけではありません。
下書きを書けたら、添削をして仕上げるというのが基本となっています。
実際、小学校受験をされる方のほとんどが、願書の下書きを書いたらプロの添削を受けます。
(幼児教室に通われているご家庭は、お教室の添削サービスをオプションで取る方も多いですが、幼児教室の先生の添削は、アドバイスが抽象的過ぎて参考にならないケースが多いので、個人的にはおすすめできません。)
当然添削を受けたら、それを踏まえて文章を再考しなければならないので、さらに時間が必要になります。
私も多くの願書を添削してきましたが、初回は文法的な誤りや内容自体に対して指摘することが多いため、コメント量もかなり多くなります。
(添削する際、私は青文字でコメントしているのですが、初回の添削はほぼ青文字で埋め尽くされます。私の添削サンプルはこちらのページでご紹介しているのでチェックしてみてくださいね。)
添削を受けると、文章の見直しに1〜2週間以上かかるケースも少なくありません。
ただ、私の添削では、具体的にどう直したらよいのか、例文を示しながらコメントするようにしているため、添削〜清書までそんなに時間はかかりません。
ただ、8月〜9月は添削依頼が殺到するため、私のキャパシティの問題でお断りするご家庭も多いです。
そういった意味で、早いうちに下書きを書いて、余裕のあるうちに提出していただくことをおすすめしています。
私の願書作成・添削講座については以下の記事で詳しくご紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
私の講座では、添削だけでなく、願書作成に必要な自己分析やエピソード選びなどを総合的にサポートさせていただくプランもご用意しています。
「願書を早めに仕上げておくべき理由」の一つに、受験直前期は子どもの受験対策やメンタルケアに集中してほしいという私自身の思いもあります。
受験直前期に願書添削に追われると、親御様に負担がかかります。
そうすると、ストレスが溜まって、険しい表情になったり、子どもに対して必要以上に厳しい態度をとってしまいやすくなります。
そうなると、結果的に家庭学習するときの雰囲気や親子関係が悪化してしまい、試験でも対策の成果を十分に発揮できずに終わってしまうことが多いのです。
それに、受験直前期に追い込みをかけすぎると、子どもから笑顔が消え、表情も乏しくなってしまいます。
そのような状態で試験を受けても、お子様が持っている魅力や「子どもらしさ」は伝わりません。
このような事態に陥らないために、直前期の9月〜10月は子どもの受験対策やメンタルケアに注力すべきなのです。
ここまでの内容をしっかり読んでくださった方は、「願書の準備・作成を早めに始めるべき理由」をご理解いただけたと思います。
ここまでお伝えしたきたように、願書を作成する際は、文章を書き始める前にやるべき準備があります。
また、そのイメージを把握しておくことで、願書を早めに始めなければならないという意識をより強く持っていただけると思います。
そのため、以下で解説している内容を読みながら、願書作成の全体像を掴むようにしてくださいね!
「願書作成のロードマップ」みたいなものなので、何度も読み返せるようにこのページを必ずブックマークしておきましょう!
願書を書き始める前に最初にやるべきこと、それはご家庭の教育方針や子どもの性格・特徴を整理し、書き出すことです。
私の願書作成・添削講座では、このプロセスを「自己分析」と呼んでいます。
具体的には、以下の3つです。
1.子育てで大切にしていること
2.子どもの特徴や長所・短所
3.子どもの将来像
この3つを明確にすることは、願書作成だけでなく、小学校受験する意味を再確認したり、志望校を選んだりする際にも必要になります。
また、自己分析は、どの学校を受験するにしても必ず必要な作業です。
そのため、新年長(年中の11月)になったら、まずは自己分析から始めましょう。
自己分析の具体的なやり方やポイントについては以下の記事で詳しく解説しているので、この記事を最後まで読んだ後にあわせてチェックしてみてくださいね!
自己分析ができたら、次に志望校を選びましょう。
準備の時間を十分に確保するためにも、ある程度で構いませんので、早めに志望校を絞っておきましょう。
もちろん、説明会にまだ参加していない方もいらっしゃると思うので、新年長に入ったタイミングで最終決定する必要はありません。
ですが、第1志望校や第2志望校はほぼ決まっている方も多いと思います。
そのため、それらの学校に関しては、願書フォーマットを早めに入手して、記入項目を確認しておきましょう。
願書フォーマットの入手方法に関しては、お通いの幼児教室の先生から頂くか、市販の教材を購入するか、ネットで入手するかの3択になると思います。
フォーマットを入手できたら、その記入項目にしたがって、今後下書きを作成していくことになります。
ですが、ここで一点注意点がございます。
願書のフォーマットや記入項目は、例年同じ学校もあれば、年によって変更する学校もあります。
例えば、慶應義塾横浜初等部では、昨年まで『福翁百話』が課題図書でしたが、今年度(2025年度入試)は慶應義塾幼稚舎と同様の『福翁自伝』に変更されました。
また、東京農業大学稲花小学校のように毎年記入項目を微妙に変えてくる学校もあります。
そのため、昨年度の願書フォーマットを入手しても、今年度は変更される可能性があることを常に念頭に置いておきましょう。
また、このお話をすると、
「願書のフォーマットや記入項目が変わるなら、配布されてから文章を考えた方がいいのでは?」
と思う方もいらっしゃると思います。
ですが、それは個人的にはおすすめしません。
理由は主に2つです。
1つ目は、前述したように、願書が配布されてから文章を考えると、出願までに間に合わず、妥協することになる可能性が高いからです。
2つ目は、例年共通して出される(出されやすい)記入項目があるからです。
例えば、先ほどご紹介した慶應義塾横浜初等部や慶應義塾幼稚舎は、家庭の方針や志願者の様子などについて触れなら書く「自由記入欄(志望記入欄)」と、課題図書を読んで記入する欄の2つがあります。
後者に関しては、慶應義塾横浜初等部のように、課題図書が変更になる場合もありますが、前者は例年変わりません。
そのため、願書が配布される前に、過去のフォーマットに沿って「自由記入欄(志望記入欄)」の内容だけでも先に完成させておけば、仮に課題図書の変更があっても、負担を減らすことができます。
また、例年記入項目や記入欄に大きな変更がない学校も多数あります。
そういった学校は、願書配布前に下書きを作成しておけば、配布と同時に清書できるため、余裕を持って取り組むことができます。
このような理由から、願書のフォーマットや記入項目が変更される可能性があったとしても、早めに下書きを作成しておくことを強く推奨しています。
願書フォーマットの入手に時間がかかる場合は、次のステップを先に行いましょう。
志望校選びと願書フォーマットの入手ができたら、次は志望校分析を行いましょう。
そのためにはまず、志望校のHPやパンフレット、説明会などを通して、その学校の教育理念や指導方針、求める生徒像などを深く分析し、整理する必要があります。
学校分析の具体的なやり方やポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているため、こちらも必ずチェックしてみましょう。
それができたら以下の点を明確にしましょう。
志望校の教育方針とご家庭の教育方針で重なる部分
志望校の教育理念や指導方針の中で特に賛同・共感できる点
学校に期待すること
その学校でなければいけない理由
学校生活を通して身につけてほしい力や育ってほしい子どもの姿
そうすることで、自然とその学校を志望する理由が見えてくるはずです。
ちなみに、志望校分析をするうえで1番重要になるのが「学校説明会」です。
学校説明会は、校長先生や他の先生方のお話を直接聞いたり、校風を肌で感じる貴重な機会でもあります。
そのため、学校への理解を深めるためにも、学校説明会や見学会、個別相談会には必ず参加しましょう。
学校説明会は、ただ参加するだけでは意味がありません。
説明会に参加する際に必ずチェックすべきポイントや注意点などがあります。
その点については、『学校説明会の心得』というオリジナル教材にまとめているので、これから説明会や見学会に参加する方は必ず確認しておきましょう。
★学校説明会のオリジナルチェックシートも付いているため、ぜひ活用してみてくださいね!
志望校分析ができたら、自己分析で明確したご家庭の教育方針の内容も踏まえて、願書で使えるエピソード作りに励みましょう。
(すでに願書で使うエピソードを決めている方は、このステップはスキップしてOKです。)
先ほどもお伝えしたように、インパクトのある願書やオリジナリティのある文章を書くためには、子どものエピソードが重要になります。
また、子どものエピソード作りは、親御様の方で工夫を凝らしたり、機会を作ったりしなければならないため、意外と大変で、時間もかかります。
そのため、新年長に入ったタイミングで、自己分析や志望校分析を終わらせて、それを踏まえたうえで、子どもにどんな経験をさせるか戦略を立てて、実行に移すようにしましょう。
願書で使うエピソードの選び方や実例に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも必ずチェックしておきましょう。
誰もが知るような有名校であれば、先生方が読む願書は数百枚〜1000枚以上にのぼります。
その中で、先生の印象に残るインパクトのある願書を書くために最も必要になのが「子どもや親に関するエピソード」です。
そこで本書では、先生方の印象に残りやすいエピソードの洗い出し方や作り方、過去の合格者のエピソード例などについて解説しています。
そのため、願書で使えるエピソードが見つからない方、願書に活用できるエピソードをこれから作りたい方は、必ずサンプルをチェックしてくださいね!
小学校受験の願書では、基本的に志望理由の記入を求められます。
また、限られた文字数の中で志望理由を書かなければならないため、ある程度文章の型も決まっています。
そのため、下書きを書き始める前に志望理由の基本的な書き方も学んでおくようにしましょう。
基本的な書き方や文章の型を学んでおけば、あとは自己分析・志望校分析・子どものエピソード作りを通して、願書に盛り込む要素を明確にすることで、スムーズに下書きを書くことができます。
志望理由の基本的な書き方や例文に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!
『合格する「志望理由」の書き方』では、「どんなふうに願書を書けばいいかわからない」「志望理由の具体的な書き方を知りたい」など、願書を初めて書く方に向けた内容となっています。
また、願書を書くうえで知っておくべき基本的な文章の型や書き方などについて、例文付きで解説しています。
さらに、ステップ1で解説した「自己分析」をする際に必要になる「問いかけ集」もまとめています。
そのため、お一人で自己分析や願書作成に取り組みたい方、願書の書き方や記入例を知りたい方にはサンプルをチェックしてみてくださいね!
かけるの願書作成・添削講座
今回は、願書の準備を早めに始めるべき理由や私が考える願書作成のステップについてご紹介してきました。
ですが、ここまでを読んだうえで、
「自分1人でインパクトの願書を書き上げられる自信がない…」
「願書作成をサポートしてほしい」
「自分の下書きに自信を持てないから添削を受けたい」
というような不安やお悩みを抱えている方も多いと思います。
そのお気持ち、とてもわかります。
願書の作成手順や書き方がわかっていても、育児やお仕事で忙しかったり、文章力に自信がないと、自分1人で取り組むのは難しいですよね。
そのような方は、私の「願書作成・添削講座」もご検討ください。
私が伴走者として願書作成をサポートいたします。
私の願書作成・添削講座では、特に【自己分析】を重視しています。
また、願書で使うべきエピソードの選び方や魅せ方についてもアドバイスさせていただきます。
もし現時点で願書で使えそうなエピソードがない場合は、お子様の特徴や長所・短所を把握したうえで、今後どのような経験をさせればよいか、親としてどのようなサポートをすればよいのかなどについてもお伝えします。
このように、私の願書作成・添削講座では、自己分析のお手伝いからエピソードの選定、願書の作成・添削まで手厚くサポートさせていただいております。
また、ご家庭のニーズに合わせて3つのプランをご用意しているため、ご自身のスタイルやご要望に合ったサービスを選ぶことができるのも魅力のひとつです。
お一人で願書を書く自信がない方、早めに願書の準備を始めたい方は、以下のボタンから私の願書作成・添削講座の詳細もチェックしてみてくださいね!
今回は、願書の準備をいつから始めたらいいのか、具体的にどんな準備をして願書の下書きを書き始めたらいいのかについて、今までの添削経験をもとに詳しく解説してきました。
繰り返しになりますが、願書作成の準備を早めに始めて損はありません。
むしろ、後回しにすると、受験直前期に焦って作成することになってしまうため、良い願書を書き上げることはできません。
そのため、まだ比較的余裕があるうちに、取り掛かるようにしてくださいね。
願書の基本的な書き方については、こちらの記事で詳しく解説しているので、「願書の準備を今すぐ始めたい」という方は必ずチェックしてみてくださいね!
また、お一人で願書を作成できる自信がなくてご不安な方、願書作成を全体的にサポートしてほしい方は、私の願書作成・添削講座もぜひご検討くださいね!
願書作成〜提出まで誠心誠意サポートさせていただきます!
小学校受験の現役講師兼コーチである私が運営している小学校受験オンラインコミュニティ「MAGONOTE」では、願書作成の他に受験対策や面接対策にも役立つコンテンツが多数あるため、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!